アメリカ移住・グリーンカード|私はこうやって永住権を取得しました

🇺🇸永住権取得は不可能ではありません!

アメリカ移住、、、なんていい響きなんでしょうね! 私もアメリカに最初に第一歩を記した時から永住権というのは雲の上の存在でした。色々画策しました。アメリカに入った途端に、いや、入る前から我々外国人には常にビザという問題が存在していました。年間何万人という中南米からの違法移民がある一定期間アメリカに滞在すると恩赦のような形で永住権が与えられたりしてきました。そういう話を耳にすると、いつも羨ましくてたまらなかったのを覚えています。

ビザは我々よそ者には一番大事なものなのです。日本にいる日本人にはなかなか理解できないものです。これがなければ根本的にアメリカでは何もできません。ビザは各種あり、その目的が制限されます。学生ビザであれば、もちろんの事フルタイムで働くことはできません。働くためにはまた新しいビザが必要です。適切なビザがなければ何もできないのです。

永住権はそれらすべての障壁を取り除いてくれます。選挙権は基本ありませんが、それ以外はほとんどアメリカ人と同じです。何をしても全くの自由です。自由に何の制限もなくなんでもできるんです、、、、。こんな素晴らしいことってあるんですかね、、、って感じです。私が取得した時の感激はおそらくこんな感じだったと思います。

昨今、取得は厳しくなってきていることは確かだと思います。でも何の金もない、一人の写真家の卵でも永住権を取得することができました。同時代に私が知っていた多数の友人たちも苦難の末みんな取得しています。みんな、アメリカ入国以来この問題に悩み解決策を模索してきたのです。でも私が断言します、永住権取得は不可能ではありません。

🇺🇸私はこうやって永住権を取得しました!その1

ネットには色々と永住権取得に関する記事が載っています。法律は毎年変わることもありますし、詳しい条件は自分で綿密に調べる以外にありません。そこで、私は今回は実際の体験談を書こうと思います。

ただ、これに関して1つ大事なことがあります。人それぞれ申請の形態が違うということです。みんな経歴や条件も違うのです。私がこうしたから、あなたにも同じやり方で申請できるかというと、、そうではありません。そのことをご理解ください、、、でもあなたに合ったやり方は必ずあるはずです。

⭐私の場合はまずアメリカの大学院への留学から始まりました。

大学への留学からアメリカ永住へ移行した人は相当数いるのではないでしょうか。アイビーリーグのコーネル大学に建築のデザインを勉強するために留学したのですが、私の興味はもっとビジュアルな方面に移行していきました。建築は嫌いではありませんでしたが、紙の上でのデザインの繰り返しには限界を覚えていたのです。建築は1つのプロジェクトのスパンが長く数年に渡ることも多々あります。写真はその点その日のうちに結果が見れるので非常に魅力を感じました。まさに建築と比べると真逆の分野と言えるでしょうね。

頑張って2年のコースを1年半で終えたのですが、私の興味は完全に写真に傾いていました。一度はニューヨークに出て覗いてみたい世界、、という感じですね。通常大学や大学院をちゃんと卒後して学位を取ると、ある一定期間働く許可が出ます。私の時は1年半ほどだったと思います。ただここで大きな問題に直面しました。私は建築の大学院を出ていたので、研修期間の許可が取れないことが判明したのです。写真業界は別分野ということですね。この時の悔しさは今でも忘れません、、、。このまま建築事務所に就職するしかないのかな、、と思った時あることが頭に浮かびました。

⭐人生一回、後悔だけはしたくない!

とうことです。コーネル大学では奨学金をもらっていたのですが、、、急きょニューヨークのアートスクールの名門 Pratt Institute の大学院へ入学しコマーシャルアートの勉強をすることにしたのです。というか、これをしないとビザがなくなってしまうことも事実ですし、新たに写真の分野で学位を取ることで、卒業後その分野での研修期間ももらえるわけです。それしか方法がなかったと言った方が賢明かもしれません。親に多大の迷惑をかけたことは事実です。

Prattに行ったのは私にとってはとてもいい決断となりました。ニューヨークは写真やファッションの中心です。私は入学と同時に教室ではなく、マンハッタンの大きな写真スタジオに行くことを進言され、そこでの毎日の労働が私の大学での単位にも認定してくれました。まさに理想の形ですね。

私が入ったのが大学院だったこともよかったと思います。向こうの大学院はカリキュラムが決まっていません。「君はこのニューヨークで何をしたいんだ?」というのが教授の初めての言葉でした。よって、私は働きながら実際の写真業界を学ぶことができました。仕事の終わった後や休日には自由にスタジオや機材を全て使って撮影をすることもできました。

私のような、どこから来たかも分からないような者にもニューヨークの人間はとても寛大でした。一人で撮影をしているのを気遣ってくれて、「寂しくないのか?」とよく言われたものです。ある日、幾つものモデルエージェンシーに連絡をしてくれて、モデルを手配してくれたのは感激以外の何者でもありませんでした。みんな本当に優しかったですね、、、。ニューヨークを好きになった瞬間ですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA