アメリカ大統領選挙の仕組みは不可解なことばかり|どうなってるの?

間接選挙とは?

⭐️アメリカの大統領は国民が選べると言われていますが、そこには大きなトリックがありますね。

聞こえはいいんですが、複雑です。私も長年住んで、永住権を獲得したにもかかわらず、当時あまりよく分かりませんでした。

残念ながら、永住権では投票はできないので、こういうところで永住権保持者とアメリカ市民の差を感じざるをえませんでした。永住権保持者は所詮外国人なのです。

⭐️アメリカ大統領選挙では確かに国民が大統領を選べますが、直接的にというわけではないのです。間接選挙と言われています。

じゃあ、間接選挙とはなんぞや? ということですね。

アメリカ大統領選挙では直接大統領に投票できるわけではありません。

選挙人とはなんぞや?

⭐️各州には「選挙人」というのがあります。これは人口によって割り当てられているので、人口が多いほで選挙人は多いということになります。

有権者は共和党か民主党の候補に投票し、最も多くの票を獲得した候補がその州の全選挙人を獲得するというシステムになっています。得票率で選挙人を分配するのはメイン州とネブラスカ州だけです。

ここが不可解なとこですね。誰が決めたんでしょうか。1票でも多く獲得した方が勝ちなんて。

2016の選挙では、ヒラリー・クリントン大統領がトランプ氏よりも多く票を獲得したにもかかわらず、負けということになってしまいました。自由と平等の国がこのシステムを採用している結果、不可解な選挙結果がたくさん生じています。

⭐️選挙人の総数は538人なので、270人獲得した方が大統領に当選ということになるのです。

これがアメリカ大統領選挙一番のミステリーですね。

 

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