🇺🇸アイビーリーグの魅力！
アメリカ人にはアイビーリーグというのは何か特別な意味を持っているように思えます。おそらくアメリカ人であれば誰でもこの名前は知っていると思います。それほどこの名前は浸透しています。アメリカにとっては魂のような存在ですね。
1636年に創立されたハーバード大学を筆頭とし、アメリカの歴史とともに存在してきた８つの超有名大学のリーグです。アメリカの東北部に位置し、まさにアメリカの頭脳を作ってきた、、と言っても過言ではないと思います。
留学、移住をテーマにしている私、そしてコーネル大学の大学院を卒業した私にとって、アイビーリーグのことを書かないのはとても不自然だと思います。
学業が優先されるリーグなのでスポーツではなかなか注目されませんが、なかなかのレベルだと思います。中にはプロになる生徒もあります。フットボールやアイスホッケーの試合には何度も足を運びました。文武両道ですね。
🇺🇸重厚な学びの環境！
アメリカの歴史と切ってもきれない大学の集まりと言っても過言ではないでしょう。アイビーリーグの大学の写真はかなり前から見ていたので、子供の頃から憧れていた存在でした。アイビーリーグに興味がある方は同じような感じではないでしょうか。
私はアメリカに行ってから、アイビーリーグの大学を訪れるのを１つの趣味としていました。大学の雰囲気を感じるのが好きだったんですね。Dartmouthは少し離れているので行ったことはないのですが、その他の大学には何度も訪れています。
私は長年ニューヨークに住んでいたので、当然Columbiaは近くにありましたし、海岸沿いにニューヨークからボストンまで行くとYale, Brown, Harvardを順に訪れることができます。この海岸線にはMamaroneck, Greenwich, Bridgeport など高級住宅街が連なっています。ニューヨークの通勤圏なので、これらの街からニューヨークに通っている人は結構な数でしょう。マンハッタンのグランドセントラルステーションに直行します。東海岸のビバリーヒルズのようなところなので、マンハッタンに住まずにこれらの街から通うことを選択しているんですね。特に海岸線は複雑に入り組んでいて、海辺の住宅は特に美しいと思います。
YaleのあるNew Havenはそういう沿線にあります。ニューヨークからは80 milesほどです。そこからさらにボストンに向かって100 milesほど行ったところにBrownのあるProvidenceがあります。とても綺麗な街です。ここには有名なRhode Island School of Designもあります。
Providenceの南30 milesにはかの有名な Newport Jazz Festival の行われる Newport があります。最高のシーフードが味わえますよ。また、東に向かうとボストンのお金持ちが別荘を持つ Cape Cod という半島があります。Cape Codの海岸線は素晴らしいです。
Provivenceの北 50 milesほどのところにHarvardのあるBostonがあります。BostonにはHarvardのほかMITなど有名大学が幾つか存在します。
PrincetonはNew Yorkから南西に 50 miles ほど。決して遠いというわけではありません。University of Pennsylvaniaのあるフィラデルフィアはニューヨークから 100 miles ほど。アメリカの独立宣言が行われたのもここです。歴史を感じる街です。
こうしてみると、New Yorkから遠いのはCornellとDartmouthですね。Cornellはニューヨークから230 milesほど。Dartmouthは270 milesほどです。
どの大学も重厚で、雰囲気は最高です。こんなところに来たら、どんな勉強ができるのかな、、と思わざるをえません。 また、つたのからまった寮などを見ると、どんな学生生活が送れるのかといろいろ想像してしまいます。
🇺🇸大学名よりも各学部のクオリティの方が重要！
アメリカの大学は大学の総合的な評価よりも各学部のクオリティの方が意味を持ちます。つまり各々の大学には強い学部があるということです。全てがいいわけではありません。Harvardといえども全ての学部が全米１というわけではありません。
何を勉強したいのか、、が重要です。大学ではなく学部で選ぶという考えが大切です。アメリカにはほとんど全ての科目でランキングが存在しています。いくつかの機関のランキングが存在しているので内容は若干変わって来ますが、大きな違いはありません。
私はCornellに行ったので、この大学のことしか詳細に述べることはできませんが、CornellでもHarvardよりも評価の高い学部はあります。例えば、大学レベルの建築学部は全米NO:1です。ホテル学科は世界一です。
アイビーリーグといえども、どの大学のどの学部がいいかというのを十分リサーチして戦略を練ることが必要です。アイビーリーグの大学への入学はそう簡単ではありません。
🇺🇸アイビーリーグのWorld Rankingはやはりすごい！
最近の世界の大学ランキングを見てみると、アイビーリーグのWorld Rankingはすごいの一言です。評価の基準は様々なので一概には言えませんが、優秀であるということの証明にはなります。総合評価で行くと、世界トップ２０にはBrown, Dartmouth以外の６校が入っています。Harvardは世界で６番目、私の行ったCornellは１９位です。なーんだ、、、１９位か、、、と言われるかもしれませんが、、ちょっと待ってください、、、東大は４６位、京大は７４位です。そう考えると、アイビーリーグの評価がいかに優れているかが分かると思います。
各科目でのRankingも見てみると非常に興味深いものがあります。
🇺🇸可能なら行ってみてください・人生最高の瞬間をぜひ！
アイビーリーグに行くには様々な難関があります。大学で行くのか、大学院で行くのか。入学審査も半端ではないです。成績がよくなければ入れません。また成績がいいだけでも入れません。
授業料をどうするか、、というのも大変な課題です。スカラシップは取れるのか、、、、などなど難問は山積です。でも、、もし、、もし、、全てをクリアして入学できたとしたら、、、あなたには素晴らしい経験が待っていることをお約束します。
⭐️最後に余談を１つ！
アイビーリーグはよく学歴詐称の材料に使われます。日本でも有名な学者やタレントがアイビーリーグを卒業したと学歴に載せて問題になったことが多々ありますね。正直なところ、なぜそのようなことをするのか全く分かりません。バレないと思うんでしょうか、、。
確かに自分の学歴にアイビーリーグの名前が載っていれば、どこに行っても恥ずかしい思いはしないでしょう。優越感に浸ることができることもあるかもしれません。世界中で勝手に学歴に書き込む連中もいるようです。 でも、、、相当な根性がなければそんなことはできないでしょうね。嘘を見破るのは簡単です。
現在、卒業生のデータは大学の方に丁重に保管されています。私の卒業生証明書や成績書はオンラインで、一瞬で入手することができます。卒業作品は図書館に保管されています。在学していたか、、卒業したかを確かめるのはとても簡単なのです。
