イギリスの小学校の教室での「うんこ」騒動は幼少の時代の最大の恥!

今日は幼少時代の最大の「うんこ」騒動を!

🇬🇧私には第二の故郷があります。それはイギリスです。私は8歳の頃から数年イギリスのロンドンに住んでいたことがあります。よって、イギリスはなぜか外国の感じがしないんですね。この経験が私の人生に多大の影響を与えたことは言うまでもありません。

この経験がなければおそらく家族をカナダに移住させるという決断にも至らなかったでしょう。私にとってイギリスで育ったことによって、海外というものが私にとって特別なものではなくなったのです。

英語を自然に覚えたのもこのロンドンです。ハリーポッターのような格好をして格式ある煉瓦造りの建物の学校に通っていました。8歳にしてネクタイにブレーザーの制服。髪はクリームを塗って綺麗に7−3に分ける毎日です。小さなクシはいつも胸ポケットの中にありました。暇さえあれば髪の毛にクシを通し、鏡を見る毎日です。小さなジェントルマンですね。

🇬🇧ロンドンに移住してまだそれほど日が経っていない頃だと思います。まだまだ英語が喋れず、分からず、四苦八苦していた頃の話です。

クラスのみんなは私の算数の能力の高さに驚愕していたのを覚えています。私にとっては向こうのクラスの算数はかなりレベルが低かったですね。算数は英語の能力は必要ないわけですから、私にとっては唯一いいカッコができる寡黙だったのです。小学校の低学年の学力レベルは日本の方がはるかに進んでいたと思います。

というわけで最初はこの東洋から来た得体の知れない自分は結構人気があったのです。ある日教室内で激しい激痛に見舞われました。日本であれば「先生トイレいっていいですか!」となるわけですが、残念ながらどう言っていいかが分かりません。

今となっては実際にどういう症状であったかは定かではないのですが、「トイレに行きたい!」というその一言が言えなかったということだけは確かです。どれだけ苦しい状況であったかは推測できます。というのも、私はそういう状況に一生のうちに数限りなく遭遇してきたからです。

事態は深刻な局面を迎えます。先生が何を言っているのかもう頭にはありません。ただただ耐えるのみです。でも限界がもうそこまで迫っているのは明白でした。やばいやばいと思いながらもトイレに行きたい意思表示ができない哀れな自分がそこにありました。

なぜ声をあげられないのか、自問自答してもどうにもならないんですね。慣れない環境、これが全てだったと思います。

とにかく声をあげられなかったのです。「先生トイレに行きたい!」これがどうしても言えないのです。 かわいそうな8歳だと思いませんか。ハリーポッターならぬゲリポッターですからね。

🇬🇧そして、その時が来ました。耐えられなくれ出ちゃったんですね。一旦出てしまうと猛烈な勢いでパンツの中に出てしまいました。パンツの中はもううんこでパンパンです。漏れないかそれが心配で、、。

ほどなくして強烈な匂いがクラス中に充満していきます。強烈なやつです。

みんな誰かを指差すようになります。「YOU,,,,YOU」こんな感じです。やがてそのほこ先が自分に向かったのです。あの時のみんなの視線は今でも忘れられませんね。最悪です。

先生が「行ってきなさい」と私に告げました。あの時の先生や生徒の顔は今でも忘れられません。

トイレに駆け込むと、もうパンツはどうしようもない状態。あの時自分のお尻をどう処理したのかはっきりとは覚えていないのですが、パンツを脱いでお尻を紙で拭きまくったでしょう。そしてズボンをそのまま履いたはずです。

はっきりと覚えているのは、うんこだらけのパンツをどうするかです。幸いトイレから外に出るドアがあったので出てみるとドアの入り口の隣に材木が山積みにされていました。私はうんこだらけのパンツをその材木の中の隙間に捨てたのです。

クラスに戻ろうとした私は遭遇したみんなに「I hate you」と言われました。

先生もクラスメートも私のことをさぞかしバカにしていたんでしょうね。日本という野蛮な国から来た品も何もないどうしようもない人間だと思っていたんでしょうね、、。 そんな風に感じていました。

🇬🇧イギリスでは日本の事を熟知している人はそうはいません。ましてや子供に至っては地球の反対側の国のことなど知るよしもないというところでしょうか。訳のわからない、文化的に遅れた人種だからこんなことをするんだと思ったと思います。

クラスに馴染むのにはこの件があったせいでかなりかかったように思えます。でも子供のことです。次第に英語力も増してきましたし、友達も増えていきました。休み時間にはみんなで遊べる環境になっていったのです。私の誕生日にはたくさんの友達が家に来てくれました。

でもこの件は大人になった今でも強烈に覚えています。若くしてあれほど恥をかいたのです。当然かもしれませんね。

ちなみに、しばらくたつとあそこに置いてあった材木のかたまりはなくなっていました。あれを運び出した人たちは小さなかわいいうんこだらけのパンツを見つけたはずです。その時連中はどう思ったのでしょうか。聞いてみたい気分は正直なところありますね。そしてあのパンツはいずこに?

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