悪夢のデート!
何回こんなことがあったのだろう?
💩私の人生がうんこくんに左右された人生であったことは再三述べている通りですが、もっとも厄介なことの一つがデートだったのです。
緊張するとお腹が爆発してしまうこの症状は女性との付き合いでは最悪でした。いったい何人の女性との関係が下痢で消滅したことか。大事なところで爆発するのです。
デートに浣腸とスペアのパンツを持ってデートに行くわけにもいきません。悲しいかなそういう時に限って必ず爆発するのです。うんこは知ってるんですね。私が油断した時に必ず訪れるのです。
この症状は抑えようと思って抑えられるものではないのです。おそらく何も持って出なかったことを気にして、逆に私の脳みそは何かのシグナルを私の腸に送るんだと思います。そうするとあれが来るんですね。容赦なく!
「デートの最中突然いなくなる男!
これが私に貼られたレッテルでした。
💩デートの最中になかなか「お腹が痛い!」とは言いにくいものです。そうは思いませんか。好きな女性を前にして、話の方に集中できずトイレのことばかり考えるこの惨めさ!
でもこういう人は多いのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
デートのエピソードはいくらでもあるのですが、自分が特異な体質の男であるというのはなかなか知られたくないものです。今日は一つをご紹介しましょう。
ある時京都の東山のあたりを歩いていた時も突然の腹痛に見舞われました。デートの時はお腹がおかしくならないように昼食などはできるだけ控えめにしているのが常なのですが、この鉄則は必ずしもいい結果をもたらしません。理由もなく突然腹痛は襲ってきます。
この時の彼女は将来の私の妻になった女性だったのですが、まだまだ付き合い始めの頃だったので、なかなか自分の負の部分を見せたくないという気持ちが支配していたのです。ただ、一旦腹痛が始まると、恐ろしく急にトイレに行きたくなるケースがあるのです。何の前触れもなく急にくるのでコントロールすることはほとんど不可能です。
こうなってくると、名所旧跡や景色などどうでもよくなります。なんとかしてトイレを探さなくては、、という気持ちが支配してきます。彼女との会話を継続しながらなんとかトイレを探す方向に誘導していくこの難しさ。
「うんこが出そうだからトイレを探そう!」とは言えなんですね。でも言わないともうすぐちびってしまうのも事実。あの時はいわゆる哲学の道なるところを歩いていたのですが、周囲は紅葉が素晴らしく雰囲気も最高、哲学もくそもありません。そういう中で私の関心はただただトイレに集中していました。
この辺りは街中ではないので人気もなく、ベンチに座ってゆっくりと少しはイチャイチャできるかな、、なんて誰しも考えるところなのですが。私の欲望は全て崩れ去ってしまいました。
💩この時は運よく川の横に雰囲気のいいカフェを見つけたのでなんとか彼女を口説いて入ったわけです。入るやいなや、私はトイレへと消え去ったわけです。間一髪でした。1日のエネルギーを全て使い果たした感じでした。
入ってすぐコーヒーを注文して私がいなくなったのは10分ほどでしょうか。席に帰ってみるとコーヒーはなんとなく冷めていました。「大丈夫?」彼女がいいました。「ああ、なんでもないよ!」私のセリフに力のなかったこと。うそうそ感がMAX! 「うんこがたくさん出たよ!」なんて言えますか?
この時はこの1回のトイレでなんとかこの場を乗り切りましたが、1回ですまない時などはもう地獄です。デートどころではありません。夜も何かいいことがあるかと期待していた時など私のショックもご想像ください。今日は何とか決めるぞ! なんて時に限ってこの有様です。一体何回自分のお腹が原因で、大事なところで、デートを中断したことか。皆さんはこういう経験ありませんか?
親を恨みましたね、、、。何でこんな体質でこの世に生まれてきたのかと!!
数あるデートエピソードは今後も述べていこうと思いますが、こんな経験皆さんないですか?