私の人生はうんこくんに始まり今もうんこくんとともに歩んでおります

うんことともに歩んだ数十年の人生!

💩私の人生をかえりみると、

そこには常にうんこがそばにありました。一番の友人と言ってもいいかもしれません。

いついかなる時もうんこは私に付き添い、私の人生を私とともに形成してくれたのです。こんなにかわいいやつはいません。どんなにシリアスな事柄であっても、必ずうんこが関わってきたのです。

うんこは私のベストフレンドだったのです。私を裏切ることは絶対にありませんでした。

赤ん坊の頃からありとあらゆる場面でうんこくんは登場しました。幼稚園の頃から常にうんこにまつわるエピソードが山のように存在しました。

どこに行ってもまずはトイレのありかを探すこの習性はまさに幼稚園からのもの。これは大人になってからも同じで、おそらく私ほどトイレのありかを知っている人間はそうはないであろうと自負しております。

💩胃腸が弱かった私は

幼少の頃からありとあらゆるところでうんこちゃんを放出する人生を歩んでおりました。電車やバスの中で何のためらいもなく私からうんこちゃんは出てまいりました。

幼稚園からずっとトイレに行くのに苦労した日々がスタートしました。恥ずかしがり屋だった私はクラスの中で「トイレに行かせてください」の一言がなかなか言えなかったのです。その一言を言うために1日の全てのエネルギーを使いました。みんなの前であの一言がなかなか言い出せない自分がいつもそこにあったのです。

緊張すればするほどおなかはますますおかしくなり、何度クラスでうんこちゃんを出してしまったことでしょうか。その度にみんなから臭いとののしられる人生。

💩小学校に上がると

徐々にうんこタイムが増えて行きます。神経質だったというわけではありませんが、学校での様々な出来事やテストなど、神経を使うことが日常茶飯事になって行きました。

何かで緊張すると、それがすぐにおなかに反映するようになっていく自分がそこにあったのです。小学生時代に過ごしたイギリスのロンドンでも何回うんこちゃんをクラスで出してしまったことか、、、。異国の地でも日本人は臭いというレッテルを貼られる結果に、、。

自分では全くコントロールできないこの歯がゆさ!

中学受験を控えて緊張の度合いはますます大きくなり、試験の前の緊張の度合いと言ったら半端ではありませんでした。試験会場に入る前には必ずと言っていいほど緊張のため、ずっとトイレの中で試験時間を待つはめに、、。 なぜ自分だけこんなに苦労しなくてはならないのかと悩み、親を恨んだりもしました。

挙げ句の果てに、試験の前には必ずと言っていいほど浣腸を一つ使ってできるだけ出すという習慣が定着してしまいました。小学生でいつも浣腸を持ち歩く人間などおそらく日本中で私だけだったのではないでしょうか。

💩中学生になっても

この習慣がなくなることはありませんでした。私にとって人生最大の関心事は常に「うんこ」であり、トイレは最大の恋人でした。

体育祭や文化祭でも私の「うんこ」にまつわるエピソードはエンドレスです。

🏃リレーの出番が近づくとトラックに走るのではなく、反対方向のトイレに走っていた私。文化祭の劇や弁論大会の前にトイレから出てこず、みんなをやきもきさせたあの日び。

毎日の朝礼が恐怖の瞬間だったあの頃。数十分の校庭での起立ができなかったあの頃。何回朝礼の時間にトイレで隠れていたことか。

💩高校になると

症状は悪化の一途をたどり、私の人生は「うんこ」一色に塗りつぶされて行きました。

私の行った高校は神戸を代表する私立の学校だったのですが、受験校の宿命でしょうか、極度の緊張の毎日となりました。私の胃腸は悲鳴を上げ、完全に異常な事態に突入してしまいました。

医学的に言うと「過敏性大腸」というらしいです。私のお腹は毎日必ずと言っていいほど爆発をするようになりました。

毎朝学校にたどり着くまでにも途中の教会のトイレに駆け込み、海抜200mの学校にたどり着くまではまさに地獄の坂道と化していました。校庭での朝礼さえも私のお腹は容赦してくれず、全校生徒や校長先生の前でトイレに駆け込むその惨めさ。全校生徒の目が私に集中するその様! 地獄絵図です。

テストの前には必ずと言っていいほどトイレでノートを復習し、浣腸をする毎日。 そこまでしても試験中に襲ってくる腹痛。試験中にトイレに駆け込むと大抵の場合その試験はズタボロでした。大事な試験中に10分もトイレ行く羽目になるともうおしまいです。

テストの最中も試験の内容に100%集中しなければならないにもかかわらず、私の頭の中はトイレオンリー。いつおなかが爆発するかということに脳みそが集中し、いつも試験どころではないのです。

私の高校生活はまさに下痢との戦い。

この戦いは私がなんとか大学に入るまで続いたのです。緊張すればすぐにトイレに駆け込む毎日。私は3枚目だったのでバカになって授業中にでもトイレに行っていましたが、自分がもし女性だったらどれほど辛い思いをしたことかといつも思っていたものです。

なんで自分だけこんなに苦労しなければならないのか、自分が何をしたというのか、、このようなことはいつも自問自答する毎日だったのです。

まさに「うんこ」に支配された己の人生。情けないと分かっていてもどうすることもできないこの自分。まさに生活のすべてが「うんこちゃん」に支配されていたのです。

挙げ句の果てに「うんこ」が理由で高校3年の三分の一を登校拒否、その先は「うんこ」が理由で海外移住までしてしまったこの私。

私の人生イコール「うんこ」という構図の中で私は人生を送る以外になかったのです。

 

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