過敏性大腸炎・過敏性腸症候群って?
ここで問題の根源である過敏性大腸炎又の名を過敏性腸症候群について書いてみましょう。
ネットで調べるといくらでも出てくるので専門家の見解は控えておきます。ここではあくまでも私の経験した事実に基づいてこの病気を解説したいと思います。
私は何十年もこの病気に悩まされてきました。一番ひどかったのが受験のあった高校生ではなかったでしょうか。とにかくひどいのなんのって、言葉では言い表せないレベルの話です。
とにかくストレスにや、極度の緊張によって起こる症状です。どちらかというと几帳面な真面目な人間に起こるとか。ひどくなってくると何も考えなくても、ある時間が近づいたり、ある場所に近づいたりするだけでお腹は爆発します。
毎日襲ってくる下痢の症状。自分の力ではもうどうしようもないレベルに達しているかのようで、全くコントロールすることもできない難病です。そう、私に言わせれば難病です。どんなに検査しても健康体という結果しか出ないのです。
一体いくつの病院に行ったことでしょうか。いくら調べても、先生に訴えても、どこも悪くないと言われる始末。なんのために自分は生きてきたのかと自問自答しなくてはならないこのバカバカしさ。
そうなんですね、自分の体はいたって健康なのです。どこの臓器も悪くないのです。信じられますか。
女性に多いらしいんです!
そうなんですね。専門書によるとどちらかというと女性の方が多いらしいんです。でもですよ、、私は男ですから授業中に先生に「トイレいかせてください」と頻繁に行ってもなんとかなりますが、女性だったらどんなに恥ずかしいことか。私はもう完全に自分をバカにさせて、あっけらかんと言っていましたが、それでも「いかせてください」というその一言を発するのにどれほど緊張したことか。その緊張がますます症状を悪化させるのです。
自分が女性だったらと考えると恐ろしくなってきます。全く想像できないですね。おそらく生きていくのも辛いということになるのではないかと思います。間違いなく。
この世にはこの症状で苦しんでいる女性が無数にいると思います。どれほど過酷な人生を送っているのかと思うと、、症状が分かるだけにひとごとではない思いがします。
簡単に治せる方法がない!
そういうことなんです。もちろん、プロのお医者さんたちに言わせればいろいろと解決策はあると思うのですが、私の経験からすると、ほとんど効かないと思います。
いったいいくつの病院を訪れたことでしょうか。近くの医者は当然のことながら日赤などのような大きな病院まで行ってみましたが、これぞという解決策はないのです。
下痢に効く薬は当然のことながら、痛み止め、精神安定剤などなどいったいいくつの薬を処方してもらったか分かりません。でも、どの薬を試してみても突然襲ってくる私の下痢には何の効果もありませんでした。
挙げ句の果てには、精神的なことが原因であるならという理由でいわゆる精神病院にまで行かされました。窓などに鉄格子のある異様な環境の病院です。若くして認知症などを患った人たちが徘徊している病院です。診察してもらった医者がこれまた異様で、さすがにここは母と一緒に逃げ出してきたのを覚えています。
私の経験からして解決方法は下記のようになると思います。
生活環境をじっくり変える以外にない!
ということになります。これは一朝一夕にできることではありません。
私の下痢症状がかなり改善されたのは、受験地獄を解消し、自分の好きなことだけを自分のペースでやれるようになってからです。
要するに、毎日何のプレッシャーもなくストレスのない生活環境を自分で作るということです。
上司にとやかく言われるのも受験のプレッシャーですね。会社のノルマも受験のようなプレッシャーになるかもしれませんね。そこで私は自分でできる仕事を選んだわけです。そして会社にもしました。つまり私が社長というわけです。小さくても社長です。誰も私にとやかく言う人間はいません。働く時間も環境も仕事関係の人間も全て私のしたいようにしたわけです。
こういう環境が確立できた時に私は初めておなかの爆発しない人生を手に入れたのです。
最終的に私は子供のために海外移住を決行!
なに!、、、、って感じですが、これは私がとった最終的な解決方法です。私は関西の育ちであちらの方では中学受験はとても盛んでした。私のおなかは小学生低学年からの受験地獄によって起こされたことは間違いのない事実です。
小学生から高校までの絶え間ない授業、テスト、塾、家庭教師、これら全てが私の症状の根元であったことは間違いありません。子供達に同じような症状が出ないという保証はないのです。なにせ私の子供ですから。
というわけで、18年前私は全く受験のない環境に家族を住ませることにしたのです。行った先はカナダでした。
私の二人の娘はカナダで全く受験のない学生生活を送ったのです。彼女たちの高校生活はおそらく私の経験した高校生活の100倍は楽しかったのではないでしょうか。日本中の誰も経験したことのないような高校生活を送ったと思います。それでいてカナダ最高の大学に入りました。受験は全くなしです。
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