長久手市の「ござらっせ」VS名東区の「花しょうぶ」温泉比較!!

「ござらっせ」正式名称は「長久手温泉ござらっせ」。言わずもがな、愛知県長久手市にあるスーパー銭湯である。ござらっせから6㎞程離れた場所に、「花しょうぶ」正式名称「名東温泉花しょうぶ」がある。花しょうぶもスーパー銭湯であり、愛知県名古屋市名東区にある。

 

地元民である長久手市民、名東区民、日進市市民の多くがござらっせと花しょうぶを利用していることだろう。中には、遠い岡崎市や名古屋市北区辺りから通っている人もおり、もはや地元民以外にも人気のある二大スーパー銭湯とも言える。

 

どちらもスーパー銭湯であり、岩盤浴施設があり、更に藤ヶ丘駅発の送迎バスがあるという点では共通している。しかし、ござらっせ派と花しょうぶ派は何に重きを置き、その温泉に通っているのだろうか。相違点は何であろうか。そこで、ござらっせと花しょうぶを徹底的に比較し、温泉施設として選ばれるポイントを比較考察してみることとする。

 

比較考察する対象は挙げればきりがないので、①泉質②内装③コストの3点に絞って比較することとする。

 

第一に泉質を比較する。

ござらっせは実は天然温泉であり、和風の「地の湯」と洋風の「天の湯」がある。地の湯と天の湯が入れ替わりで男湯と女湯になるのである。ござらっせが誇るのは天然温泉だけでなく、日本最大級の高濃度の炭酸泉(これは人工であるが)がある。炭酸泉は、

【世界の医療業界も注目する炭酸泉。ヨーロッパでは病気の治療に使われています】

長久手温泉より引用

とあり、健康面の改善に優れているようだ。

これに対し、花しょうぶは人口温泉であるが、ナノ温泉が特徴的である。

【保湿・浸透作用に優れている「ナノテクノパワー」(電子波処理装置)で処理された「水」】

花しょうぶより引用

を温泉に使っているため、

【保湿性や浸透性、保湿性が高い】

花しょうぶより引用

そうだ。尚、花しょうぶにも炭酸泉はある。

よって、あくまで天然温泉に拘る人はござらっせを選ぶであろうが、そうでない人にとっては、好みの問題であろう。

 

第二に内装を比較する。

ござらっせは、私のイメージでは大衆的な温泉であり、お洒落というよりは、老若男女が楽しめる温泉である。

出典:ござらっせ

 

それに対し、花しょうぶは上品な余所行きの温泉のように思える。

出典:花しょうぶ

 

特に、展望ナノラジウム温泉と石壺湯では、露天風呂で空の景色が目の前に広がるため、開放的でとてもリッチな気分になれる。温泉の作りもとてもお洒落である。ござらっせにも露天風呂はあるものの、景色を楽しむための温泉ではないであろう。

よって、内装面がお洒落なのは花しょうぶである。

 

第三にコストを比較する。

まず入泉料である。ござらっせは大人700円及び子供300円とかなりリーズナブルである。これに対し、花しょうぶは大人700円(ただし土日祝は800円)及び子供300円であり、こちらもリーズナブルでそれ程違いはないように見える。ただし、長久手市民の場合、「あったかぁど」というカードを無料で作成することができ、ござらっせの大人の入泉料が500円となる。更に、年に何度かあったかぁどデーがあり、その日は何と入泉料が無料となるのである。花しょうぶは、会員になれば大人料金が50円安くなるが、それだけである。たった数百円の差と雖も、温泉を何度も通いたい人にとっては、大きな差であるため、長久手市民であればコスト面ではござらっせを選ぶであろう。

 

次に岩盤浴の費用であるが、ござらっせは大人・子供ともに400円。花しょうぶは大人650円、子供300円である。やはりござらっせの方が安い。

よって、コスト面では、長久手市民にとってはござらっせが安いと言える。しかし、長久手市民以外で岩盤浴を利用しない人にとっては、それ程両者に差はないであろう。

 

以上三点を比較してみた結果、天然温泉に拘るひとはござらっせ、お洒落な人は花しょうぶ、コスト面に拘る長久手市民はござらっせを選ぶ傾向にあるのではないか。温泉選びは好みの問題が大きいため絶対であるとは言えないし、他にも比較できる点は山程あるが、良ければ参考にしていただきたい。

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