出典:pakutaso.com
今、アメリカで電子タバコによる健康被害が問題になっています。
9月26日ロイター通信によると「米疾病対策センターは電子タバコに関連がある、または関連がある可能性が高い肺疾患の症例が805件、死亡例は12件になると発表し、増加のペースが緩む気配がない。」と発表しています。
これを受けアメリカの州によっては、電子タバコの販売を禁止する動きもでてきています。
日本でも2016年頃から爆発的に広まった電子タバコですが、日本でも販売を規制する動きが出てきそうですね。
さて、日本での加熱式タバコは1997年から2004年まで「エアーズ」という名目で日本たばこ産業から販売されていました。
電子タバコの火付け役の「iQOS」は2016年に若年層を中心に広がりました。
一時期、アイコス芸人が登場し認知度があがり入手困難となりました。
非喫煙者からすると電子タバコは従来のタバコより健康に害がないイメージで煙も出ない、気になる臭いもあまりなく良いイメージでしたよね。
調べてみると意外にも電子タバコが従来のタバコより有害物質を多く摂取している物質がある事がわかりました。
主流煙中に含有される代表的な有害物質
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ニコチン…燃焼式タバコとほぼ同レベル
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アクロレイン…燃焼式タバコとほぼ同レベル
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ホルムアルデヒド…燃焼式タバコとほぼ同レベル
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ポロニウム…燃焼式タバコとほぼ同レベル
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アセナフテン…燃焼式タバコの約 3 倍
- wikipedia:加熱式たばこより引用
※呼出煙中に含有される有害物質についてはこちら
上記を見ると、主流煙中の有害物質は電子タバコの方が害がある事が分かります。
この調査結果には驚きました。
電子タバコは販売規制がかなり掛かりそうですが従来のタバコは規制が掛からないのでしょうか。
現在、米食品医薬品局と疾病対策センターで電子タバコの危険性について調査を継続中との事です。
どれだけ電子タバコが人体に有害な害をもたらすのかをめぐり、意見が二転三転している状態です。
その結果によっては電子タバコは完全販売禁止または全面改良、そして従来のタバコも調査され改良を求められそうですね。
全世界の人の嗜好品であるタバコ。
続報が気になるところです。。