フォトグラファーのポートフォリオ・ブック|写真家にはこれが全て!

📷ポートフォリオって何なの?

ポートフォリオって何なんでしょうか? 一般的にはあまり聞かない言葉ですね。クリエーターの間でポートフォリオとは自分の作品を紹介する作品集という意味です。

この言葉自体は金融や教育系など様々な分野でも使われてきました。でも、写真家に限らず、あらゆる分野のクリエイティブな仕事をする人たちにとってはポートフォリオというのはもっとも重要なものであると言っても過言ではないでしょう。ブックとも言われます。

⭐️自分の全てがこのポートフォリオ(ブック)に凝縮されていると言ってもおかしくありません。ある意味、このポートフォリオがあればあなた自身の言葉は必要ありません。時としてクリエーターはこのポートフォリオで全てを判断されてしまいます。

クリエーターにとって、言葉は最小限でいいと思います。もちろん仕事の過程でいろいろと自分の考えや、アイディアを述べていくことは必要でしょう。でも、自分はどんな写真家であるか、どんなデザイナーであるか、、などということは客観的に他人に見てもらうことでいいのではないでしょうか。クリエーターにとって、自分のやってきたことは様々に評価されるでしょうし、違った評価をされるでしょう。

見る側の人々は全て違いますし、考え方も違います。自分たちの作品は自由に評価されていいのではないでしょうか。

ポートフォリオとはあなたの全てということです!

作品を見る側からすると、クリエーターの外見や人格、性別、国籍、人種、趣味、思考などは全く重要ではありません。作品そのものが重要なのです。作品を見ることによって判断され、仕事へと結びつくということになります。

📷ポートフォリオには全力を注ぎ込む!

クリエーターはここに集中するんですね。あなたの全てがこのポートフォリオ1つで評価されてしまうという現実を考えると、集中するのは当然かもしれませんね。全身全霊を持ってポートフォリオ作りに集中したものです。

⭐️ポートフォリオにはいろいろな形態があります。シンプルなものはアート関係の材料などを売っている店などで売っています。サイズは様々ですが、紙や印刷物を入れられるようになっています。

海外には皮やその他の素材でカバーされた立派なポートフォリオケースを作るところもあります。高いものになると一冊作るのに1000ドル〜2000ドル以上するところもあります。そこにグレードの高いプリントなどを入れていくわけですから、一冊作るのにどれだけの金額がかかるのでしょうか。また通常ポートフォリオは一冊では役に立たないので、数冊作ることもあります。よって膨大な金額がかかることもあるのですね。

🔥今のご時世ポートフォリオの形態が変わってきている!

そうなんです! 現代はデジタルの世界です。アナログ全盛の時代には上記のように大金を使ってブックを作るということが一般的でしたが、現代では大分変わってきているように思えます。

クリエーターたちは自分のポートフォィオをホームページという手段で表現するようになりました。この15年ほどでこの世はすっかりデジタルへと変貌を遂げたと言えるでしょう。人類が今まで経験したことのなかった変革です。

FacebookやTwitterのような媒体に自分の作品を載せている人もいる現代です。これも1つの手段ですね。

ネットでメールやコンタクトが取れるようになった現代において、ネットに載せられるものでないと意味がないと言っても過言ではありません。はるかに作品集を手軽に、そして早く人に見てもらえるということです。これは画期的なことですが、同時に競争相手が増えたということも意味します。

⭐️クリエーターを広告代理店などが探すと仮定しましょう。以前ならば、同じ街の中で物色し、ポートフォリオを取り寄せるというのが一般的だったと思います。 それがどうでしょう、今では国全体、世界中からネットで様々なクリエーターを物色することができるわけです。

そしてコンタクトを取ることもメール一本でできるわけです。テレビ電話のような形式で瞬時に会話をすることさえできます。この10年ほどで全てが変わってしまいました。

ただ、まだまだ古い形式でのブックを作るという習慣は生きています。クリエーターが人に会うとして、iPadで見せるよりブックを好むアートディレクターもまだまだいるからです。

📷ポートフォリオはまだまだ変貌していく!

ポートフォィオが変貌していくのは間違いないでしょう。どのような形式になっていくのか、、、現在は変革の時代なので、今後が楽しみです。

でもおそらくネットでの表現の仕方に試行錯誤を加えていくというプロセスになるでしょう。それがどのような形態になっていくのか、、、表現方法は無限です。

webであれブックであれ、ポートフォリオの制作は一生続きます。終わりがありません。

ポートフォィオの可能性は無限ですね。形式にとらわれない自分の作品の紹介というのもどんどん発生してくるでしょう。動画の中に自分が登場し、作品の紹介と同時に自分の紹介もしてしまうというのもすでに行われている手法です。

これだけ写真や動画が簡単に作られるようになった現代。ポートフォィオの表現方法もかなり変わっていくことは間違いありません。あなたも世界に1つのポートフォリオを作ってみてはどうですか?

 

 

 

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