フォトグラファーになるには?ベストな方法はこの中のどれかだろう!

📷フォトグラファーになる方法とは?

⭐️フォトグラファーになりたいと思っている人はたくさんいるでしょう。ここでは一般的なフォトグラファーへの道を検証してみたいと思います。

ただフォトグラファーと言っても様々な形態があります。広告関連の仕事をする人、ファッションをやる人、ジャーナリズム関連の人、旅行関連の人、商品撮影の人、料理ばかり撮る人、建築・インテリア関係の人、アート関連の人、などなどです。 どの分野の写真に興味があるのか、、まずはそれを考えなくてはなりません。

今回は私が経験してきたことを元にして、ファッション関係の写真家になる方法について述べたいと思います。

📷なる方法は大きく分けてこのどちらかになる!

なんか結論から言ってしまう感じですが、、、基本的に広告やファッションをやりたいとしたら

1️⃣有名なフォトグラファーのアシスタントをやって技術を学ぶと同時にコネクションをつける。

2️⃣コネがなくても、作品集を作って自分で売り込みをかける。

大きく分ければこの2つしかありません。

1️⃣有名な人のアシスタントになる、、を検証!

⭐️これはいい面も悪い面もあります。まずは一応写真学校を卒業したとしましょう。人間は食っていかないといけませんからできるだけ早く仕事をしたいと思うでしょう。でもなかなか自分ではまともな仕事は取れないでしょう。

写真学校を卒業しても、はっきり言って、フォトグラファーと言える存在になれるのは一割もいないでしょう。 ほとんどの人は写真関係の会社や出版社など様々な企業に就職するのが一般的です。それだけフリーランスのフォトグラファーは厳しいということです。

⭐️フォトグラファーのアシスタントになるというのもそう簡単なものではありません。直接コンタクトを取ってみて反応を待つしかないでしょう。自分の好きなフォトグラファーのアシスタントになるのは至難の技です。たくさんの人がコンタクトを取っているからです。運が間違いなく存在します。その人それぞれの生まれ持った運がこういう時に関係してきます。これだけはどうしようもありませんね。 運プラス積極性です。どこにでも入り込んでいく積極性がなければこのハードルを超えることはできません。運は積極度によって不思議と良くも悪くもなるのです。

⭕️こんな例もあります。。。私の知り合いですが、ニューヨークのある有名なフォトグラファーのスタジオに自分の履歴書を持って行ったところ、どういうわけかその日にアシスタントがやめたらしく、写真家本人に「これいじれるか?」とストロボ類を指差したそうです。「できます」と答えると、「じゃあ今日の撮影手伝ってくれ」と言われ多そうです。早速仕事に付き合わされて、その後そのままそのフォトグラファーのアシスタントになってしまいました。 まあ、これは少し極端かもしれませんが、ニューヨークなどでは何が起こるか分かりません。

仕事はきついでしょうし、給料も微々たるものです。かろうじて生きていくぐらいのレベルでしょうか。 日本とアメリカなどとはまた条件が違うと思います。 私が見た限り、日本のアシスタントはより厳しい環境にあるように思います。アメリカの場合はやはりお国柄でしょうか、写真家の人ともっとフレンドリーな付き合い方ができるので居心地はいいと思います。日本のフォトグラファーは先生ぶっている人もいるので要注意です。

⭐️有名な人のアシスタントになったからといって必ずしも業界へのコネクションができるわけでもありません。これも運です。でもいろいろといいクライアントの人たちと顔見知りにはなれると思います。これが重要です。将来自分のポートフォィオができた時に少なくとも見せに行くことができます。

知り合いになっておくと向こうの方から声がかかるかもしれません。そういう人に会うということはなかなかできることではないのです。

何年も辛いアシスタントをするわけですから、これぐらいできないと悔しいとは思いませんか。

⭐️でも、アシスタントをしている時はくれぐれも自分の立場を理解してクライアントと接触するのはほどほどにしたほうがいいでしょう。フォトグラファーというものはいつも新しく出てくる才能に敏感になっている人が結構います。才能のあるアシスタントは逆に嫌われる傾向もあります。それだけ競争が激しい世界だということです。あまり勝手なことをしているとすぐにクビになるかもしれません。

とても有名な人のアシスタントになるというのは辛い何年もの仕事が待っているということですが、得られるものは必ずありますし、人脈もある程度は必ずできます。有名なファッション雑誌などのエディターなど日頃どう頑張っても会えないような人たちです。

でも自分の師匠の真似をしても仕事はこないでしょう。真似をしたのではクライアントはあなたを選ぶ理由がありません。あくまでも自分のスタイルを確立しないとダメということです。

⭐️日本人の場合はビザの問題もあるので要注意です。永住権がないのであればちゃんとビザをクリアにしてから働く必要があります。これをお忘れなく!

自分のスタイルを確立することが絶対必要!

2️⃣自分で作品集を作って自分で営業、、を検証

⭐️私はこちらの方法を選びました。アシスタントもそれなりに1年ほどしましたが、私はどうも何年もアシスタントをやれるタイプではないと悟ったわけです。

と言っても、そう簡単なことではありません。どこに出しても恥ずかしくない作品集を作るのは至難の技です。でも、私はできるだけ早く自分のスタイルを確立し売り込みをしたいという野望と熱意がありました。

幸いにも私は親の援助もありニューヨークのPratt Instituteの大学院に通う学生でした。とりあえず食っていくことはできたので、数ヶ月かけて自分の最初のポートフォィオ作りに没頭することができました。 友人数人と五番街の一室にスタジオを設け必死で撮影を企画しました。今から思えばまさに私の青春のハイライトですね。大変なことばかりでしたが、異国での新鮮な経験ばかりで全く苦にはなりませんでした。

モデルやスタイリスト、メークアップアーチストなど全て揃えるのはそう簡単なことではありません。自分のスタイルを確立するまでは失敗の連続でした。やっと自分らしいスタイルが出来上がるまで半年はかかったでしょうか。

大学の方は私の作品集を大学院の学位取得のための単位と認めてくれたので非常に助かりました。そのあとのトレイニングビザの申請などのために学位の取得はどうしても欠かせないことでした。

⭐️売り込みはどれだけ積極性があるかにかかってきます。先ほどアシスタントになるにも同じようなメンタリティが必要だと言いましたが、自分を写真家として売り込むとなると並々ならぬ決意と根性が必要です。

フォトグラファーは使ってもらってなんぼ、、という世界です。いくら才能があっても使ってもらって、仕事をしない限り世には出られません。もちろん運が大きな部分を締めます。いくら頑張ったからといって仕事がもらえる保証はどこにもありません。 でも、、、好きな世界に自分の意思で入り込んだわけですから頑張らないわけにはいきませんね。青春の真っ只中ということです。

写真の世界は熾烈な競争の社会

このことを覚えていてください。毎年無数の新人がこの業界に入ってきます。みんな自分のしたい仕事にありつけるわけではありません。安定を求めてどこかで社員として働く、、、という選択肢を撮る人もたくさんいます。 あえてこの厳しい世界に飛び込んでみようと思う方はやってみるのもいいのではないでしょうか。

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