アナログカメラにはフィルムというものがある|フィルムってなんなの

フィルムって聞いたこともない!

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現代社会においてこんな方も多いのではないでしょうか?

フィルムとはそもそもなんでしょうか。ここに上手に解説してあるのでまずはこれをご覧ください。

写真フィルム(しゃしんフィルム)とは写真(映画も含む)において、カメラによって得られた光の情報を記録する感光材料であり、現像されることにより記録媒体となるフィルムのこと。純粋に科学的には非銀塩写真のフィルムも銀塩写真のフィルムもあるが、以下ではもっぱら銀塩写真について述べる。

有色透明あるいは無色透明の、薄い膜状のベース(支持体)に、銀塩写真では感光材として銀塩を含む「ゼラチン」と呼ばれる感光乳剤を塗布している。単に「フィルム」と言われる場合が多く、「フイルム」と表記[注釈 1]あるいは発音されることもある。ネガフィルムは焼き付けによってネガのネガでポジ像(普通の写真)が得られる。ポジフィルム(リバーサルフィルム)はリバーサル現像(反転現像)によってポジ像が得られるため、そのまま鑑賞できる。
モノクロフィルム
黒と白の濃淡(モノクロ)で表現するフィルム。現在でもよく使われ、カラーフィルムの現像プロセスで現像するモノクロフィルムも市販されている。かつてはネガフィルムだけでなくリバーサルフィルム(ポジフィルム)も製造されていた(8ミリ映画用モノクロフィルムは大半がリバーサルだった)。現在は一部の現像液を用いて反転現像処理をすることでポジが得られる。
カラーフィルム
リバーサルフィルム
被写体の色がそのまま再現されるフィルム。ポジフィルムともいう。透過原稿用・スライド映写機での鑑賞用に使われる。また8ミリ映画用カラーフィルムの大半はリバーサルだった。
ネガフィルム
被写体の色や濃度が反転するフィルム。映画用やプリント用などに一般に広く利用されている。ネガと略称することもある。

写真フィルムより引用
おそらく現代のデジタルフィルムとアナログ(フィルム)カメラとの違いはフィルムがあるかないかでしょうね。

フィルムカメラがいかに面倒で大変か、、これは使ったことのあるものでないと分からないと思います。現代のデジタルで育った人間には全く想像もつかない世界だと思います。

⭐️単純に思いつく違いを列挙してみましょう。

🔴まず、多くても1本のフィルムで36枚しか撮れない。大きなカメラになると10コマほどしか撮れません。わずかにこれだけです。

🔴デジタルのようにフィルムの感度がよくないので基本明るいところでないと写真は撮れません。よっていろいろなテクニックが必要になります。ちゃんとライティングをする必要なある時も多々あります。

🔴フィルムを持ち運ぶのは結構面倒です。数本ならいいですが、数十本、数百本となると結構大変です。重いし、かさばります。

🔴保管も大変です。白黒の写真であってもカラーの写真であっても、現像をするところまで持っていかないと全てがパーになってしまいます。少しでもフィルムに光が当たってしまうと全てが見れなくなります。

🔴そして、もちろんお金もかかります。数十本となってくると値段も半端ないです。

フィルムはこんなに大変!

私は長年プロとしてやってきましたが、デジタルの世界は全てを変えてしまった感があります。フィルムの世界がどれほど大変かということは一口では言い表せません。

🔵仕事に行く時などはまず大量の機材が必要になります。故障することを考えてカメラは何台も必要です。サイズが違うフィルムを使う時などは大きなカメラも何台も必要になるのでその重さといったら大変です。

🔵必要なライティングを持って行く必要もあります。

🔵露出計やカラーメーターなるものも必要です。その他フィルターなどいろいろ必要です。

🔵大量のフィルムも必要です。

🔵海外での撮影となると、大量のカメラの税関申告やフィルムがセキュリティのレントゲンで感光しないようにしなくてはいけません。

🔵撮影がやっと終了しても、現像をちゃんとしないと全てが無駄になってしまいます。

⭐️ざっと考えてもいくつも出てきます。今のように撮ればすぐに見られる、何百何千という写真を一気に撮れるなんて世界とは異次元の状態です。

めっちゃ扱いにくいけど味がある!

⭐️でも人間の歴史の中で写真の歴史は200年にもなりませんが、デジタルは20年ほどです。一般にデジタルが行き渡ったのはこの10年ほどでしょうか。

⭐️デジタルカメラはとんでもなく感度も良く、信じられないくらい暗いところでも鮮明な写真が撮れます。カメラという概念を全て変えてしまいました。誰でも撮れる世界が来てしまったということです。

これによって写真の撮り方もすっかり変わってしまいました。これからいろいろと解説してみたいと思います。

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