日本あげての奉祝の日|天皇陛下即位もいよいよクライマックスです!

日本あげての奉祝の日・国民祭典

ひと流れの虹に救われたとはいえ、先般の皇居での即位礼正殿の儀は雨中だったが、今日明日の奉祝の行事は、秋の晴天に恵まれるようだ。

今日9日国民祭典は民間団体の主催、二部構成で、第一部の「奉祝祭り」は、午後、皇居前広場で開催され、6時10分頃、天皇皇后両陛下が皇居の二重橋近くまでお出ましになり、石橋近くから祝意にこたえられるという。警視庁の音楽隊や全国各地から郷土芸能が加わって、華やかな祝賀パレードが行われる。

第二部は「祝賀式典」で、安倍首相や各界の著名人たちが祝辞を述べ、ピアニストの辻井伸行さんの伴奏で人気アイドルグループ「嵐」が即位を祝う「奉祝曲」を披露することになっている。

両陛下は、およそ3万人の出席者の祝辞や「奉祝曲」などをお聴きになられ、応えて天皇陛下がおことばを述べられるご予定だ。

明日10日は、天皇陛下の即位を祝うパレード、「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」が予定されている。これは先月22日に予定されていたものが台風19号の甚大な被害に配慮してこの日に日延べされていたもので、宮内庁では荒天が予想される場合は取りやめることとし、予定どおり行うかどうかは明日午後後6時半に発表するとしている。

予定通り行われれば、パレードは天皇皇后両陛下が午後3時に皇居・宮殿をご出発、およそ30分ほど費やしてお住まいの赤坂御所に向かわれることになっている。

政府の発表によると、10日が雨の場合はオープンカーは使わず、皇室の重要行事などで使われる車でパレードを行い、台風など荒天の場合には、延期せずパレード自体を取りやめるという。いずれにせよ、予定どおり行うかどうかは9日午後6時半に発表するという。

パレードでは、コース上の交差点などで警察、消防、自衛隊の音楽隊などの演奏が行われ、出発と到着の際にあたっては、宮内庁楽部の指揮者、北原幸男さん作曲の「令和」が演奏される予定だということだ。

なお、10日に予定されている祝賀パレードを前に、保安態勢が整えられている。警視庁は、全国の警察からの応援部隊を動員して沿道の見回りを強化し、不審な物が置かれないようにルート近くの駅ではコインロッカーの使用が禁止される。沿道の観覧者用ブースには、刃物などの危険物、カメラの三脚や脚立、それに自分で写真を撮る自撮り棒」も持ち込み禁止だ。

この日、全国の警察からの応援部隊およそ3000人を含む2万6000人が警戒に当たる方針で、パレードのルート周辺に沿って大阪府警や神奈川県警の警察官が不審な車両を検問するという。

折角の奉祝の日、恙(つつが)なく送りたいものだ。

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