メーガン妃とヘンリー王子で有名になったカナダへの移民の問題点は?

急に注目されるカナダへの移民

⭐️ヘンリー王子とメーガン妃がカナダに移住すると聞いて正直なところかなり驚いたというべきですね。なぜアメリカではないのか、、。なぜ静かなカナダを選んだのか、、。

私はアメリカとカナダで永住権を取得した経験から少し探ってみたいと思います。

彼らはイギリスの王族ということで、移民に関しては一体どうなるのだろうかと考えている人も多いのではないでしょうか。いくら王族であっても移民に関しては一般人と同じように扱われると言われていますが本当のところはどうなのでしょう。

ヘンリー王子を現在のカナダの移民法のもとで判断してみると、非常に微妙なことになるように思えます。カナダの移民はアメリカと比べるとかなりやりやすいことは事実だと思います。二つの国の永住権を取得した経験からこれは言えると思います。

カナダの移民は原則点数制で判断されるので、どこの国の人間であっても自分がどのくらいの点数が取れるかがわかるのです。その総点数がある一定の点数を超えると移民ができるというわけです。日本人でも日本に住んでいても移民申請は可能です。

私はアメリカの大学院を二つも出ていたので、その時点で点数は合格点でした。カナダへの移住はスヌーズでした。カナダは高学歴の人間を優先的に移民させます。ただ、ほとんどの国の様々なライセンスを認めていないので、自国では医者だったような人がカナダではタクシーのドライバーをやっているというような現象は大きな問題になっています。

この点数で考えてみると、ヘンリー王子は決して高学歴というわけではありません。高校卒業レベルの学位しかないのではと思います。職業も王族であり、何かの仕事のエキスパートというわけでもありません。もちろんお金持ちの王族の一員であることは事実ですし、難民として入ることもおかしいでしょう。

この辺の問題点は専門家がいろいろと書いているので、私が意見するのはやめておきます。

⭐️ただ2001年以来カナダに拠点を置いてきた経験から言うと、彼らのカナダ移住は移民に関しては問題ないと断言できます。カナダは世界中でもっとも移民に寛容な国だと私は思います。

トロントを例にとってみると、トロントの人口の半数は異国で生まれた人たちなのです。この辺りは英語が主流ですが街を歩いてみると様々な言語が飛び交っています。ここで育った子供達は学校で英語を喋っているので英語には当然流暢になります。でも家に帰ったら母国語を喋っているという家庭も多いのです。

⭐️ヘンリーとメーガンはある意味特例のようになるでしょう。元王族を平民と一緒に判断することにはかなりの無理があります。結局のところ彼らにはカナダのお金持ちの友人がいるでしょうし、彼ら自信もかなりのお金をもたせてもらうはずです。観光ビザでも6ヶ月はいれる国です。やり方はいくらでもあると思います。

当面はどこかに不動産を購入して一年の半分ほどをカナダで住むということになるでしょう。お金があれば起業してビザを取ることもできます。私が初めてカナダに入った時も会社を設立して私と家内は社員という形でまず労働許可を取りました。

どれほどお金を持っているのか分かりませんが、観光ビザでも半年住むことができる国ですから、極端な話一生観光ビザでもいいはずです。ただ半年以上住むとなると納税義務が発生します。これは当面無収入でも構いません。医療保険もカナダから欲しいでしょうし、そうなってくると観光ビザではダメですね。

まあ彼らのことですから、お金さえあればカナダではまず問題なく定住はできるでしょう。何かのビザには申請して、労働許可も得るでしょう。おそらく超有名な弁護士が全てやるでしょうから全く問題ないと思います。

問題点はどうしてもかかる各種の

どこでもそうですが、カナダもセレブは好きです。アメリカと比べてどうしても静かなイメージのあるカナダ。世界的な有名人がアメリカではなくカナダに来てくれることを快く思っている人は多いはずです。

問題点としてはどうしても警備の面でしょうね。カナダはとても安全な国ですが、変な連中も結構います。一軒家に住むとして、どうやって平穏に住むかというのはかなりの問題だと思います。

全くなんの警備もなく一軒家に住むというのはまず無理だと思います。特例の特例で移民したての人間にカナダの税金を使うのでしょうか。それに関してはほとんどのカナダ人はノーだと思います。自分たちで警備の費用も出すのであれば問題ないでしょうが、永遠には無理でしょうね。今後が気になります。

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