沢尻エリカの逮捕で浮き上がるクラブの存在と海外の麻薬事情は?

海外に住む気ならば覚悟が必要!

🌟沢尻エリカの事件は毎日トップニュースで取り上げられている。その影響は計り知れない。

彼女のストーリーの中で出てくるキーワードで気になるのはクラブとスペインだ。私は数十年海外に住んでいる。海外は素晴らしいし、私はこれからも世界中を放浪するであろう。私の知っているドラッグの海外事情を述べておこう。

一口に言って、海外ではあらゆるドラッグは日本とは比べ物にならないほど一般化している。海外に住もうと思っている人はそのことを十分に理解していたほうがいいだろう。

とにかく日本で言われる麻薬はどこにでもあると思っていたほうがいい。現地で知り合った友人や恋人が突然マリファナやコカインをやりだす可能性も十分にあり得ることを言っておきたい。それほど麻薬は一般の人の中にも入り込んでいる。

🇺🇸私はアメリカのアイビーリーグの大学に行ったが、ここでも麻薬はごく一般的に手に入るようだった。私も向こうで初めてできたガールフレンドが期末試験が終わった時に私の教室にマリファナを持って入って来た時には腰が抜けそうだった。

日本ではマリファナなどをする連中は不良だと決めつけていたからである。彼女曰く「テスト終わったからなんとなく吸いたくなっちゃって!」あっけらかんに言う。どこで手に入れたか聞くと「どこでも手に入るよ」とのこと。

彼女に聞いたが、テストの期間になるとコカインやMDMAのたぐいがキャンパウ内で流通するとのこと。マリファナはどちらかというと眠くなるが、コカインやMDMAはハイテンションになって2日ほど寝なくても元気いっぱいなのである。よってテスト期間中にはうってつけということだ。彼女によると化学専攻の学生が作っているらしいとのこと。

ここに滞在するにつれてこのようなことが稀なことではないとわかってくる。友達はマリファナを栽培してオーブンに入れて乾燥させ、粉末にして食べ物に入れていた。彼らに罪悪感などあろうはずもない。一般的にマリファナやコカインなどで学生が捕まったなどという話も聞いたことがない。

言っておくが、ここはアメリカを代表する大学なのだ。3流大学ではない。世界大学ランキングでは東大よりもずっと上の大学だ。まさにアメリカの頭脳が結集された場所なのだ。その場所でこれである。

卒業後私はニューヨークでファッションフォトグラファーになったが、もうそこらじゅうドラッグだらけである。私はドラッグでいかれている女性をたくさん見てきた。

モデルの中にはコカインにどっぷり浸かったものがかなりいた。もちろんみんなやってるわけではないが、両極端である。モデルの中にはコカインのやりすぎで一睡もしないでフラフラで仕事に来る連中もいた。鼻の穴の周辺の皮膚が剥がれかけているようなモデルは間違いなくコカインをやっている。鼻から吸っているのだ。

ドラッグで身を滅ぼした女性をたくさん見てきた。モデルのキャリアもすべて失って施設に入れられた者もいる。どうしても常習性があるのだ。

ニューヨークのクラブなどでは夜通し騒ぐために当時はドラッグがどうしても必要だった。私はそういう連中は仕事には使えなかった。ニューヨークに地方から出てきた女性たちには誘惑が多すぎるのだ。

自分がよっぽどしっかりしていないと、誰でもドラッグに汚染してしまう可能性があることを言っておきたい。

🇮🇹私は様々なところに住んできたが、とにかく海外と日本では感覚の違いは凄まじい。私が2001より拠点を置いているカナダではマリファナはなんと合法なのだ。マリファナ専門の店もある。医療以外でもこの国ではどこで吸っていても何も言われない。これが現実なのだ。

言っておきたいが、カナダはとてもちゃんと国なのだ。ある意味アメリよりもはるかにちゃんとしている。安全で住みやすく、そして世界一自由な国だと思う。私がアメリカではなくカナダで子供を大きくさせようと思った一つの理由はそこにある。その国がこういう状態なのだ。

ヨーロッパに目を向けてみても、事情は同じかよりひどい感じもする。

私はよくイタリアのミラノに行くが街の中止にある公園はドラッグに汚染されている。私のいつも泊まるホテルはこの公園の隣なのだが、公園の芝生には座るなと言われたのだ。注射の針がそこらじゅうにあるとか。別名「ニードルパーク」と言われていた。

クラブなどのMDMAの流通レベルは相当なものだと推測します。もちろんこれは私の推測だが、友人たちを見ているとかなりのものだ。

スペインでは夜のサイクルが尋常ではない。夕食は10時ごろでそれから夜通しクラブに行くような生活。お酒だけでもかなりぐでんぐでんになるのに、これにドラッグが入ったらどういうことになるか。

私は経験がないので分からないが、一度その快楽を知ってしまうとなかなか抜け出すことはできないのだ。これはそうなった人間を見てると分かること。

酒とコカイン、MDMAなどの混在、そこにマリファナも関わってくると大変なことになる。コカインやMDMAはハイテンションになり、酒やマリファナはその逆でふあーっとする。ある意味眠くなる。まさにプラスとマイナスの作用の混在である。

今までこの世で味わったことのない感情になるらしい。クラブがすべて悪いということももちろんない、なくなることもないだろう。社交の場としては素晴らしいしどの街にもある。でも非現実的な感情に浸りたいがために行く連中もいることを忘れてはならない。海外とはそういうところなのだ。

すべては自分次第。海外では当たり前に思えることも日本は違うということをしっかり再認識しておいた方がいい。海外では何も言われなくても日本では絶対にやってはいけない。

コカインやMDMAはハイテンションになるが1日、2日寝なくて動けてもそのあとドバッと疲れがくるので危ない。ましてや最近のMDMAは中に何が入っているか分からないので実にやばいのである。やめておいた方がいい。どうか私の言うことを信じてほしい。私はそういう人間をたくさん見てきたのです。

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