アメリカのファッションスクールランキング|世の中の評判を検証!

🇺🇸アメリカでファッションを勉強するならここだ!

ファッションの世界に入りたいと思っている方はかなりいるのではないでしょうか。大きく分けて、フランスに行くかニューヨークに行くか、、というところでしょうか。海外留学というのはとんでもない金額のお金が必要になってきます。なんとか工面できるとすれば、あなたにとって一番いい学校に行くべきです。そのためには、じっくりリサーチすることが必要です。

アメリカには数々のデザイン学校がありますが、ファッションデザインをハイレベルで勉強できるところは限られてきます。

私はファッション写真をやっていた関係上、周りにはたくさんのデザイナーがいました。そこから知り得た評価なども述べたいと思います。授業料のことなどが気になると思いますが、外国人でも取得可能な奨学金もあるので挑戦してみるべきです。そう思ってご覧ください。

⭐アメリカのファッションデザイン学校のランキングです!

ランキングは幾つか存在しますが、2017のfashion-schools.orgによるランキングは次のようになります。

#1      Fashion Institute of Technology (FIT)

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私の友人の中ではFIT出身者は非常に多かったですね。カルバンクラインをはじめ、ニューヨークで有名なデザイナーの中にはここの卒業生が一番多いのではないでしょうか。私は生徒ではありませんでしたが、私のスタジオが近かったせいもあり、何度も訪れたことがあります。いろいろな展示会などをやっていました。

ニューヨークのファッションビジネスの中心Fashion Districtのすぐ近くに位置するこの学校はまさに聖地という感じですね。ビジネスの活気が毎日のように感じられると思います。ファッションに関連する事柄は全て学べると思います。服だけに限らず、アクセサリーや広告デザイン、写真、映像、ビジネスに至るまでなんでも学べる環境です。

⚡特筆すべき点はこの学校はニューヨークの州立大学だということです。州がファッション業界の発展を願って作ったわけです。外国人であっても1つのsemester(半学年)で7500ドルあまりです。年間で15000ドルほど。アイビーリーグなどは年間で4~50000ドルもかかります。授業料だけでです。ニューヨークでの生活費、雑費も決して安くはないでしょうが、15000ドル以上はかかるでしょう。でも授業料が安い分、総経費はだいぶリーズナブルになりますね。

こんな学校に行けば、どんなに楽しいだろうか、、と思わせる学校です。いろいろな人たちとの出会いもあるでしょうし、授業も楽しいでしょう。こんなシャレた学校での生活は間違いなくあなたの一生のハイライトになると思います。

#2      Parsons/The New School

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ここもファッションに関してはFITと優劣をつけがたい存在ですね。ここから出た有名デザイナーも多数います。マーク・ジェイコブスやダナ・キャランもここの卒業生。校舎は五番街の13丁目にあります。グリニッチ・ビレッジやワシントン広場も近く、マンハッタンでももっとも雰囲気のいい地域です。

私のスタジオは五番街の19丁目にあったのですぐ近くです。様々な授業があるので私も幾つかの夜間コースを取った記憶があります。

#3      Pratt Institute

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私はここでデザインコミュニケーションを学びM.Sの学位を取得しました。FITやParsonsに比べて少し総合大学的な性格も持っています。ブルックリンにキャンパスも持っています。私が初めてニューヨークに移り住んだときはこのキャンパス内の寮に入りました。

アートから建築、ファッション、インテリア、、などなどデザインのことならなんでも学べるとても有名な大学です。マンハッタンにも校舎はありますが、大学レベルの勉強はブルックリンが主体だと思います。私のいた頃はキャンパスの近辺はあまり洗練されていない地域だったので、正直なところマンハッタンに住みたかった思い出があります。ただ、最近はブルックリンの再開発も進み相当綺麗になったと聞きます。一般的に、マンハッタンの家賃が上がりすぎたのでみんな移ってきたんですね。

#4      Kent State University

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オハイオ州ケント市にある公立の大学です。小さな街にある大学ですが、結構ユニークですね。普通の総合大学ですが、ファッションデザインにも力を入れています。ニューヨークのFashion Districtにもスタジオを持っていてそこでの授業もあります。

ここは州立大学なので授業料は私立大学に比べるとリーズナブルだと思います。

#5      Savannah College of Art and Design

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南部ジョージア州サバンナにあるデザインの総合大学です。ここのカリキュラムの豊富さは素晴らしいですね。ここのサイトは見る価値はあると思います。あなたのしたいことが必ず見つかるでしょう。様々なデザインから現代的なデジタルの世界まで、、なんでもありますね。きっと楽しい学生生活が遅れると思います。

大都会からは離れていますが、設備も相当なものです。ただ私立なので授業料は結構しますね。

#6      University of Minnesota

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この大学は大きな総合大学です。このような大学でファッションデザインを教えているというのはユニークですね。ミネソタ州最大の都市ミネアポリスとセントポールにまたがって存在します。州立大学ですが、Non-Residentの授業料は結構しますね。

#7      Cornell University

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#7に位置しているのが私が行ったCornellです。私はここの建築学部でM.Archを取得しました。Academicでアメリカを代表するアイビーリーグの名門校でありながらファッションを教えているなんて面白いと思いませんか?Cornellの世界大学ランキングは日本の東大よりずっと上です。東大がファッションデザインを教えているようなものですね。日本じゃ考えられないことです。

ファッションデザインもしたいけど、アイビーリーグの大学にも行ってみたい、、、なんて人にはいいんじゃないんでしょうか。しっかりとしたAcademicも学べますし、重厚な校舎に通って楽しい大学生活も送れます。カユーガ湖を眼下に見る夕日はこの世のものとは思えません。

ニューヨークから7〜8時間と結構離れているのですが、大学内にはいろいろなアクティビティがあります。パーティもあります。決して寂しくはないです。ただ、アイビーリーグだけあって授業料は高いですね。

ファッションデザインをやっているこの学部はおかしいことに州立の学校となっています。つまり私立の大学でありながら、幾つかの学部は州立の扱いということです。よって州のResidentであれば年間37000ドルほどなのですが、そうでなければ55000ドルほどもしてしまいます。その他生活費もいるので年間70000ドルは最低かかってしまいます。ちょっと高いですね。

#8      Rhode Island School of Design

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ニューヨークの北Providenceにあるアート系の大学です。数々のカリキュラムがありますね。楽しそうな学校です。ただ、授業料は結構しますね。

この街にはアイビーリーグのBrown Universityもあります。ニューヨークからボストンにかけての海岸線は非常に綺麗な街が連なっています。この街も例外ではないですね。ニューヨークにも電車で簡単に行けます。約170マイルほどです。

⭐ファッションならやはりFITか!

総合的に判断して、私が推薦するアメリカでのファッションデザインの学校は断然FITですね。何と言ってもそのロケーション。ニューヨークのFashion Districtの中心に位置するこの学校はニューヨークをフルに利用することができます。超有名な卒業生がずらり! ニューヨークにズッポリ染まってください。ニューヨークの生活の中から得られるものは無限に多いと思います。

州立大学であることで授業料がかなりリーズナブル。パーソンズだと年間5万ドル近くします。アメリカ留学は私立と州立とでは金額的に相当の違いがあります。州立をうまく使うことはいい留学をするひとつのコツですね。

卒業生でない私もこの学校にはしょっちゅう訪れていました。有意義なデザイナー人生を築く上で、ここなら間違いなく有意義な時間を過ごせると思います。

でも、結局のところ、上位に位置している学校を出れば、あとは自身の努力にかかっているのではないでしょうか。

 

 

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