カナダの街で魅力的なのはバンクーバー・トロント・モントリオール?

⭐カナダで一番魅力的なのはどの街かな?

カナダはアメリカと同様にとてつもなく広い国土をしています。でも結構変化に富んでいるんですね。西海岸の方は比較的温暖で、どこにいても山が見えるような景色。内陸に入ると広大な平原、、そして東に行くとフランスの香りがするケベック州、それを過ぎると大西洋に面した美しい入江の宝庫。季節がはっきりしている国なので四季の変化は本当に美しいですよ。自然が好きな方にはいいかも、、、。

🌅Montreal モントリオール

まずは私が初めてカナダで移住した場所です。人口160万人ほど、、北米で唯一ヨーロッパの雰囲気を直接感じられる場所です。私がなぜモントリオールを選んだかというと、英語とフランス語がしゃべられているという不思議な街だったからです。自分の子供達が自然に2つの言葉を覚えられたら、、、、という単純な理由でした。

この辺りは平地が多いのですが、この街の中心には小高い山が陣取っています。レアールという山、、つまりフランス語でモンレアール、レアール山というのが元の意味です。山のてっぺんにはスキー場だってあるんですよ。

1980年代まではカナダ最大の街だったモントリオール。多くの企業がトロントに移ってしまい、未だに独立心の高いこの地域! ケベック州は明らかに他のカナダとは違うんですね。

街並みは完全にヨーロッパ、人々は2つの言葉を結構自由自在に使っています。でもどちらかというとフランス語の方が勢力が強い感じです。街の郊外に出るとほとんどフランス語しか通用しません。ケベック州全体はこんな感じです。街の東半分はほとんどフランス語しか通用しません。英語が通用するのは街の西半分です。ここに英語を喋る人たちが主に住んでいます。でもダウンタウンの商店やレストランなどで働いている人たちは英語とフランス語の両方をしゃべれないといけないので買い物などは困りません。

一種独特の雰囲気を持った街です。日本人の数もそう多くはありません。トロントやバンクーバーの学校よりはそれほど日本人に遭遇しないのではないかと推測しますが、、、。落ち着いた雰囲気で、いたるところにフレンチカナディアンの文化を感じさせられます。夏なんか、相当数のアメリカ人が陸路このケベック州にやってきます。アメリカ大陸にある唯一のフランス語圏ですからね。建築も、文化も、食事も、、なんとなく全てが違います。実にユニークな街です。

ユニークといえば、あの有名なシルクドソレイユの本部があるのもここですね。あれはここの大道芸人から発展したものです。あの音楽、美術、など全てフランスの香りがしませんか。イギリス系のものとはだいぶ違います。

英語の他にフランス語もカジれるという利点もあります。街に出ればフランス語を使えます。勉強で訪れるにはいいかもしれませんね。語学学校もいろいろとあります。適度に日本人も少ないし、勉強に集中するにはいいかもです。遊ぶところ、レストラン、なども豊富です。一般的な北米と少し違った体験をしたいのならこの街ですね。私はこの街に1年半ほど住みましたが、離れても度々訪れています。

🌅Toronto トロント

人口250万人以上、周辺の街を合わせると600万人以上、、結構な人口になります。カナダ最大の街です。私はこの街に移り住んで早15年以上。モントリオールから移り住んだ理由は永住権に関わることでした。また述べますが、ケベック州で申請するのはいろいろと制約があったんですね。

トロントは基本的に英語の街です。街でフランス語を喋っている人は原則いません。モントリオールで生きていくにはフランス語を知らないとできないことが多いですが、、、(電気、ガス、大工などなど人を呼んだら、まずフランス語しかしゃべれないと思ってください)

その意味では英語だけでやっていけるので我々には好都合でした。ただ不思議なもので、トロントから北に4〜5時間走るとそこはフランス語圏になっています。オンタリオ州でもフランス語が浸透している地域は多いんですね。

トロントはニューヨークのミニチュア版という感じでしょうか。カナダ最大の街なので、なんでもここには揃っています。今や文化の中心ですね。各種学校も多数あります。また詳細を書きたいと思いますが、各種専門学校もたくさんあるので、英語の勉強の後のことを考えると、いろいろできる街だと思います。

日本人もこの街には結構来ているのでおそらく遭遇することになるでしょう。でもカナダの小さな街は結構殺風景なので、いろいろと行くところ、やれることがたくさんある方がいいのではないでしょうか。この街は非常に安全な街です。

おそらくこの街は世界でもっとも移民の多い街の1つだと思います。世界中からの移民が一番来るのがこの街です。なんと、トロントの人口の半分が海外で生まれた人たちなんです。様々な異文化に接触することもできますし、食文化は実に豊富です。とても住みやすい街ですよ。

🌅Vancouver    バンクーバー

人口は60万人ほど、、これは市中心部だけの人口ですが、、周辺を合わせると200万人程度、、。結構大きいです。街のどこからでもロッキー山脈の山並みが見えるのでなんか山岳地帯にきたような錯覚を覚えますが、街の周りには美しい海が広がっています。とても美しい街です。ハイテクや映画産業なども盛ん! ハリウッドの映画も多数カナダで撮影されているんです。ユニオンの厳しいアメリカ国内よりはずっと安く製作できるんですね。景色や街並みもアメリカとそれほど変わりませんし。

日本からも9時間ほどのフライトでしょうか。比較的近くて、安全、安心を感じられる街です。語学留学で行くならいいと思いますよ。ここは冬でもあまり雪は降りません。海流の関係で暖かいんですね。でもその分冬はよく雨が降ります。それがいやだっていう人も結構います。でもスキー場は少し走ればありますし、ウイスラーも近いです。冬の好きな方にはたまらない環境ですね。

海が近いのでシーフードは実に美味しいですよ。日本の寿司なんかも結構いいネタが入っています。いろいろと行けるところも多々あるので飽きないと思います。

⭐カナダは決して寒くない! 知ってほしいな!

そうなんです。確かに寒いことは寒いですが、結構暖かく過ごせるようにうまくできているんです。だから冬だって快適なんですよ。冬でも楽しめると思います。ダウンタウンにはトロントもモントリオールも数キロにわたって地下道ができているので外に出る必要がありません。モールも暖かいです。

まあ、暖かいコートを手に入れたらそれで十分ですね。一歩モールや地下道に入ったらコートも必要ありません。でも、寒いっていうのもそんなに悪くないですよ、、、。私は好きですね。寒いからこそ夏が恋しくなります。四季があるってことですね。カナダ人が暖かい夏をどれだけ楽しみにし、インジョイするか、、というのはこういうところから来ているんです。夏のカナダは最高です!

寒いなりにインジョイの仕方がある!

ということですね。ぜひ冬のカナダにも来てください。今回は3つ紹介しましたが、また、もう少し小さな街も紹介したいと思います。そういうところじゃ、結構日本人は少ないと思いますよ。

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