民主党の対応は早かった!
民主党の対応は早かったですね! 驚くほど早いと思います。
バイデン大統領のあまりの肉体的な衰えは危機感さえ覚えたというところでしょうか。彼の歩き方はそれこそヨボヨボ歩きという感じでしたよね。本当に老いた老人というイメージしかありません。
現役の大統領が自分から退くというのはそうそうあることではありません。
共和党がトランプ氏の神聖化を決めた今、民主党は新たな戦略が要求されます。
ハリス氏にはいろんな長所があります。もちろん短所もあるわけですが・・
ハリス氏は女性であり、黒人やインド系の血が混じっているということ、・・これは大きな戦力になります。多民族国家ですし、マイノリティーの人たちの共感を得られるでしょう。差別的な言動を数十年発しているトランプ氏への反感はかなりのものです。
ただ、ハリス氏も目立った実績がないのが実情です。移民対策の責任者であったにもかかわらず、事態は悪くなっています。 トランプ氏が徹底的に追求できるとすれば、まずこの移民関連のことだと思います。
この移民問題が一番の争点になると思います。
僕もアメリカに行ってからというものビザの問題は常につきまとっていました。 アメリカにいるということは自分は外国人だということです。これを変えることはできないんです。
ビザが切れればアメリカを出るか違法にい続けるかのどちらかです。 どうやれば合法的に移民ができるか・・・・そればかり考えていました。
以前にも書きましたが、僕の場合はアメリカで大学院を二つ出ましたが、二つも行った理由の一つは、なんとかしないとビザが切れてしまう、ということに他なりません。
永住権を獲得するまでにどれほどのお金と、時間がかかったことでしょうか。 アメリカの永住権を申請するにはかなりの学歴、仕事上の実績などが必要になります。 それでも、永住権を獲得できる人間は一握りです。
それに比べて、メキシコや南米からの違法な移民はどうでしょうか。一旦アメリカの国内に入ると、人権という問題が必ず出てきます。アメリカには違法移民を擁護する団体があります。彼らはあらゆる手段を使ってアメリカにいられるように画策します。
結局のところ、何年も違法にアメリカに居座って、挙句のはてに永住権を取得するといったケースが多々あります。
当時は、こんなに高学歴があるのにそうそう簡単に永住権が取れないもどかしさを感じていました。かたや、違法で入ってきて違法にいても永住権を取る人たちがいるという現実。当時は悔しかったです。不公平に思っている人は無数にいます。
現在もこの状態は続いているわけで、大都市にはスペイン語を喋る人間で溢れています。 現在スペイン語を主に話す人はアメリカで14%ほどと言われています。4000万人以上です。これは大変な数値です。
この数値に違法に滞在する人たちが加わるわけですから、実際の数値はもっとあるはずです。 アメリカ人が今一番気にしていることの一つが不法移民の問題なのです。
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