イタリアの生ハムとメロン|生ハムに一番合うのは何だろうか?

🇮🇹生ハムにはやっぱりメロンが一番!

🍅イタリアで最高のチーズは素朴なモッツァレラだと個人的な意見を述べさせていただきました。モッツァレラの最高の恋人は真っ赤なトマトです。これにバジルの葉と塩と黒コショー、オリーブオイルのコンビネーション、、、これはもう言うことないですね。

🍈でもイタリアにはこれに負けないベストのコンビネーションがもう1つあるんですね。それは生ハムとメロンです。この相性は一口では言い表せないですね。モッツァレラはどちらかというと味はとても淡白で、味と言えば若干の塩ぐらいなのですが、生ハムとメロンは実に味がしっかりとしています。

日本のイタリアンレストランなどでこれを注文すると、非常に繊細に可愛らしく少しだけ出てきますが、本場で味わう生ハムとメロンはだいぶ違うんですね。どちらかというと、イタリアでは私はレストランではあまり注文しません。レストランではやはり前菜やパスタなどプロの味を堪能することにしています。忙しくしていると、なかなか家に帰ってきてじっくりパスタを作るなんてことはできません。

私のイタリアでの生ハムとメロンはもっと単純で豪快なんですね。家に帰る途中でいわゆるお惣菜屋さんに寄って生ハムを買います。少しの量が入った袋を買うわけではありません。大きなかたまりから自分の好きなだけの量を切り出してくれるのです。まさに新鮮そのもの。量だって半端じゃないです。日本円で1000~2000円ほどでも結構の量になります。豪快です!

次は果物屋さんによって熟れたメロンを1個買います。このメロンだってなぜか日本で食べるのとは少し違うんですね。そのジューシーなこと、その甘いこと。この2つとワインを手に入れれば完璧です。

⚡️家に帰って、メロンを丸ごと8棟分ほどに切り、生ハムを豪快に皿の上に載せます。ものの5分もかかりません。あとは豪快に大きなメロンの切り身と生ハムを口に放り込みます。これが本当の生ハムとメロンですね。

🍈生ハムの塩加減とメロンの甘さが最高です!

特に暑い日なんかいいですね。このうまさは半端ないですよ。日本のようにちょびちょびかしこまって食べるのではなく、、豪快にメロンを一個たいらげます。赤ワインを合間合間に口に流し込むと、またまた味の相乗効果があって最高です。この世のものとは思えませんね。忙しい時の夕ご飯にはこれで十分です。

🇮🇹これはイタリアのソウルフード!

各国の食べ物とは当然数百年の歴史と風土が作り出したものであることは言うまでもありません。世界のどこに行っても、その土地の伝統的な食べ物というのはありますし、ほとんどの場合、同じものはないと言っていいでしょう。

地域が少しでも変われば、必ず出てくるメニューは変わってきます。不思議ですね、、、。本当に不思議です。特にヨーロッパは数時間で別の国に行けるわけですが、国が変われば食べるものも必ず変わります。本当この世は不思議だらけです。伝統料理はその国で食べるのが一番です!

🍈生ハムとメロンもこのイタリアで食べるからこそ美味しいんでしょうね。この地中海の風土の中で、これだけ新鮮な生ハム、これだけ完熟したメロンを食べるからこそ感動が生まれるんでしょう。

あたりが暗くなって、ベランダで下の通りを眺めながら、、近くのお城の向こうに夕日が沈み、ワインを片手に過ごすひとときは実に特別なものです。真っ赤な空がますます生ハムとメロンを美味しくさせてくれます。

 

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