🇮🇹モッツアレラとの衝撃の出会い!
⭐私はおそらく国としてはイタリアが一番好きではないかと思います。様々な国に住んでみた経験上、この国の生活ライフスタイルは私に一番あっているように思えるのです。一生イタリアに住むしか選択肢がなかったとしたら、、、私はそれでもいいかなと思います。
日本の街並みは数十年もすればほとんど変わってしまうでしょうが、この国の街並みは数百年経ってもほとんど不変なのです。そういう不変なものの中に最高に現代的、あるいは未来的なものが共存する国、、。地中海の気候に触発されたかのような色使い、、。 イタリア料理をこよなく愛し、毎日でも飽きないその不思議さ! どこを見てもほとんどイタリアレストランしか存在しないという事実。これほどデザインと食生活が相乗効果をもたらしている国は他にはないでしょう。他にあるでしょうか? これほどOLDと NEWが共存している国が他にあるでしょうか?
🍅イタリアでチーズといえば
有名なところでは、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ、マスカルポーネ、リコッタ、などがありますが、私が思うイタリアを代表するチーズといえば断然モッツァレラでしょう。
モッツァレラとの出会いは衝撃的でした。初めてイタリアに住んだ時、近くのスーパーに入ってみたのですが、そこで大きな水のケースに浮かんだ奇妙なものを見かけました。まるで日本の豆腐のようでしたね。正直なところ、あまりそれまでこのモッツァレラというチーズを食べたことがありませんでした。
あまりに豆腐に似ているので買ってみると、、味もなんとなく似ているような感じがしました。味というよりは風味と若干のうまみですかね。でも、塩のうまさ次第でいかようにも変化する魔法のような食材ですね。
イタリア以外の国では、このように大きなプールのようなケースで売っているところはあまりないのではと思いますが、、。 それほど庶民の中に浸透しているんですね。イタリア人ほどこのチーズを食する国はないでしょう。まさにイタリアの代名詞ですね。
🇮🇹その繊細な味!
⭐️衝撃の出会いの後はまさにモッツァレラ漬けの生活を送ってきました。夕食もこれだけという時もよくありました。モッツァレラにトマト、バジルの葉、そして若干の塩とブラックペッパーそして忘れてはいけないのがブラックペッパーですね。このコンビネーションに赤ワインがあれば完璧です。このコンビネーションだけでも夕食として私には十分です。
ほとんど味のない感じのこのチーズ。味がないからこそ塩とブラックペッパー、オリーブオイルの量などが独自性を出す唯一の要素となります。いろいろと塩の量を変えるだけでも味の変化が楽しめます。 自分の味を作り上げるのは基本これしかないのでついつい力が入ってしまいます。こんなにシンプルな料理なのに奥が深いんですね!
🍷今でも塩の強度は毎回変えて楽しむようにしています。変えることによって、特にワインとの相性が変わってくるような気がします。ワインの種類によっても味は変わってくるのでその楽しみ方は無限です。
イタリアのパンはあまり有名ではないですが、私はよくスーパーなどで売っている硬いコッペパンのようなパンが好きです。モッツァレラをやべる時にはMUSTですね。素朴で金額的には安いパンですが、モッツァレラを食べる時にはよく合いますね。ワインとの相性も格別です。