アメリカの有名大学にただで留学する方法なんてあるのでしょうか?

ただでアイビーリーグ|これがあるんですね!

今回はアイビーリーグを例にとって述べたいと思います。アイビーリーグの8校は世界の大学ランキングで全てトップ20位以内に入っています。

まずは、ある意味馬鹿げた金額をご覧ください。アメリカ人の平均年収は2017年で $59,039 です。

かの有名なハーバード大学の2018年度の授業料は下記のようになります。

Tuition        Room & Board and Fees         Total

$46,340                   $33,674                      $80,014

他のアイビーリーグの大学もみんな同じような金額です。この金額は少しおかしい感じはしませんか? 必要経費を考えると1年間ハーバードに留学するだけで1000万円ほどの金額が必要になります。他のアイビーリーグの大学も同じような金額です。

普通の日本の家庭にはまず無理ですね。アメリカ人の平均年収は$59,039ですから、アメリカ人にとってもこれは信じがたい金額です。 このような有名大学には非常に裕福な家庭から来ている生徒が多いことも事実です。でも貧困層からもたくさんの生徒が来ているんです。なぜでしょう? そこには、ちょっとしたカラクリがあるんですね。

結論から言うと、授業料は親の年収で決まるということです!

入学に関しては全ての志願者はアメリカ人であろうと、外国人であろうと公平に審査されると大学側は言っています。 はっきり言って、大学に入る方が大学院に入るよりも難しいと思います。もし合格を勝ち取ったとして、信じがたい話ですが、払うべき授業料は親の収入で決まるのです。

ハーバード大学のこのサイトをご覧ください。これは払うべき授業料があっという間に分かるという計算機なのです。

⭐️例えば、

🔴親の年収が$65,000以下だと授業料と必要経費などはほとんどただになってしまいます。Scholarshipの総額は$72,050になり払うべき金額は$3,000となります。

🔴親の年収が$90,000の場合Scholarshipの総額は$68450, 払うべき金額は$6,600となります。

🔴親の年収が$120,000の場合Scholarshipの総額は$63,650, 払うべき金額は$11,400となります。

🔴親の年収が$150,000の場合Scholarshipの総額は$57,050, 払うべき金額は$18,000となります。

🔴親の年収が$200,000の場合Scholarshipの総額は$33,050, 払うべき金額は$42,000となります。

🔴親の年収が$225,000の場合Scholarshipの総額は$22,050, 払うべき金額は$52,500となります。

🔴親の年収が$250,000の場合Scholarshipの総額は$12,050, 払うべき金額は$63,000となります。

🔴親の年収が$275,000の場合Scholarshipの総額は$0, 払うべき金額は$75,050となります。

つまり、親の年収が$275,000以上だと授業料、他の必要経費は満額払わなくてはいけないということです。これからも分かるように、裕福な家庭からの生徒が必然的に増えるわけです。

言い換えれば、貧乏であればあるほどただで行けるというわけです。 私の友人の子供も親の年収が高くないことによって、ほとんどただでイェール大学に行きました。

入学OKを勝ち取るのはめちゃくちゃ大変ですが、もし勝ち取れば必要経費を払っていける方法はあるということです。

ただ、日本の高校からストレートでアイビーリーグに入るのはほとんど不可能だと思います!

これが現実です。英語にしてもかなりの能力が求められます。日本人の高校三年生がかなりのレベルの日本語を喋っているのを考えてみれば分かると思います。

⭐️アイビーリーグの大学に入るの想像以上に大変です。アメリカ国内でアメリカ人が入るのも至難の技です。 よって、入るのが超難しいがゆえに、もし入学OKをもらえれば最大限の支援を受けられます。授業料、必要経費の免除などもその1つです。 アイビーリーグは卒業生や企業からの寄付も豊富で資金はあります。

審査基準が、日本の大学のように点数ではっきりと分かるという項目だけではないのです。日本人には到底理解不可能な審査もあるので、あなたがユニークであればあるほど入学を勝ち取る可能性はあると思います。勉強に関係なくても、一芸に秀でていれば可能性もあるかもしれません。何がいい方向に作用するかわかりません。

アイビーリーグなどでは卒業生が親であったり、マイノリティーと言われる人たちも優遇されます。人種的にマイノリティーであることも加味される場合があります。各大学でそれぞれのやり方があるので、万が一このようなトップの大学からOKが出たら大学の方に詳しく聞くことをお勧めします。

私の時代は細かいことを聞くにもいちいち手紙でしたので大変でした。今はインターネットがあるので返答はかなり早いはずですし、聞かないほうがおかしいですよね。

⭐️私は大学院でコーネル大学に行きましたが、一番ウエイトを置いたのがエッセイの部分でした。 アメリカ共通のテストのスコアもまあまあでしたし、大学での成績もピカイチというわけではなかったので、自分がいかにユニークか・どのようなことを将来したいか、ということを熱く熱く、、熱く書きました。受け入れられたのはおそらくこのエッセイのせいだったでしょう。 今でもそう思っています。テストの点数だけでは判断しない向こうのシステムだからこそできたことだと思います。

幾つかの大学に合格したら行ってみましょう!

今は結構安く世界を旅行することができます。安い航空便を探すのも、安い宿泊施設を探すのも、ネットさえあればすぐにできます。もし、幾つかの大学に合格したら行ってみることをお勧めします。一生の問題です。

アメリカの大学は大学名で選んではいけません。学部によって評価がまちまちだからです。 様々な疑問があるとしても、行ってみると様々なことがわかります。大学の環境や住環境。校舎や教室の感じ。などなど行ってみるとネットではわからない様々なことがわかります。

「百聞は一見に如かず」です。 自分が何かを感じたところ、奨学金の具合などを考慮して入学先を決めるべきです。

このサイトは安く旅行する時にとても助かりますよ!



 

 

 

 

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