ファッションモデルとはどういうことをするの|なるにはどうするの?

ファッションモデルってどういう生活なの?

⭐️なんて感じている方は多いのではないでしょうか。でも街にファッション誌は溢れてるし自分も興味あるな、、て思っている方は多いのではないでしょうか。モデルの生活も日本と海外では若干違います。

私は長年にわたってアメリカやヨーロッパそして日本でも仕事をしてきました。私が見てきたモデルの生活を紹介しましょう。今回はファッションモデルに限って述べてみたいと思います。

モデルの仕事は結構過酷です。

⭐️モデルになるのも結構大変ですし、なった後も決して楽ではありません。

一口にファッションモデルと言ってもいろいろあります。日本の場合は実にたくさんの雑誌が出ています。中を見れば分かりますが、日本人中心の写真ばかりの雑誌から外人のモデル中心の雑誌もあります。自分がどの雑誌だったらやれるかなっていうのはある程度わかるのではないでしょうか。日本ほど雑誌のある国はまずないのでその意味では日本という国はラッキーだと思います。

でも有名になれるのはごく一部です。安定して仕事が来るようになるのはかなりの運が必要です。モデルのエージェンシーに入ったからといってそれで安泰というわけではありません。たくさんのオーディションを受けて、その中から選ばれるわけです。

そこでたくさんの屈辱を経験することもあるでしょう。「自分の方が可愛いのになぜあの子が選ばれるの」なんて感じることも多々あるでしょう。全て向こう(クライアント)次第です。文句を言っても仕方がありません。毎日毎日マネージャーに言われた場所にオーディションに行く生活からスタートするでしょう。

⭐️お金の面も有名になれれば話は別ですが、そういう人はごく一部です。新人は毎日のように入ってきます。女性も男性も歳をとるのでその辺の影響もあります。歳をとってもうまくいく人と、ダメになる人もいます。女性でも40、50になってもファッションモデルとしてやっている人を何人も知っています。でも大多数の人は5〜6年もできないのではないでしょうか。何歳から始めるのかにもよりますが。

ファッションモデルはなるのも大変ですし、10年20年もやれる人は少ないでしょう。私が見てきた範囲ではそう言えると思います。

まずはどうすればファッションモデルになれるのかな?

⭐️これも一般の方にとっては雲をつかむような話ですね。現在では結構モデルになるためのオーディションやコンテストもやられています。でも一番多いのは他人の紹介やエージェンシーに毎日のように送られてくる写真ではないでしょうか。

エージェンシーによっては毎週面接のできる曜日を儲けているところもあります。自分で売り込んで成功した人もこれまた結構いるのです。

⭐️でもまず自分にモデルとしての素養があるかどうかということがわかるかどうかです。これはおそらく素人には分からないでしょう。でも最低限わかるのは自分の体のサイズとスタイルでしょうね。体の大きさやバランスといったものはどんなエキスパートが訓練してもあまり変わりません。身長とか体のバランスの事を言います。これはある程度自分で分かるのではないでしょうか。

意外なのが顔です!美人顔が必ずしもファッションモデルとしていいというわけではありません。

⭐️この点をなかなか素人の人は分からないと思います。写真はプロがメイクとヘアーをします。写真にした時にどれだけ個性のある顔にできるかが一番大事になってきます。圧倒的な個性のある写真ができるためには決して美人である必要はないわけです。メイクとヘアをしてどこまで変われるかということが大事です。

ファッションモデルの女性は決してみんないわゆる美人というわけではありません。特に写真ではなくショーのモデルの方たちはかなり身長もあり大柄の人もたくさんいます。みんな美人というよりは個性的な顔の人が多いと思います。

⭐️みなさんの中でメイクをすることによって個性的な顔ができる方がいれば、その方は可能性があるかもしれません。いわゆる美人の方はメイクをしなくても美人です。メイクをしてももちろん美人でしょう。でもどれだけ個性的かというと、これは別問題ですね。

何が理由で成功して有名になるか分からない!

⭐️ということになります。これはやってみないと分かりません。それなりのサイズがあり、個性的な顔が作れる方はぜひ試してみてください。何が起こるかわからない世界です。

サイズに関しても日本の場合はモデルとして活動できる身長の範囲が大きいように思えます。日本人のモデルであれば160cmちょっとでも十分に活動できるのではないでしょうか。ローラは165cm、秋元梢は165cm、りょうも165cm、中村アンは161cmです。大事なのは体のバランスです。

雑誌やポスター、広告であれば身長は関係ありません。大事なのはインパクトです。

どのエージェンシーも今までになかった顔を探しています。それがどのような顔なのかエージェンシーの人にも分かりません。でもその道に長くいるとそのモデルが成功するかしないかはまず分かります。どれだけインパクトがある顔かどうかで決まります。今まで見たことのない雰囲気の顔であったならばエージェンシーは飛びつくでしょう。その顔は先ほども言ったように必ずしも美人顔ではありません。写真というのは本当にその人間を変えてしまうのです。

⭐️スカウトというわけではありませんが、私も結構たくさんの女性をモデルにしてきた歴史があります。こういうようにプロがエージェンシーに紹介するというケースも結構あると思います。

こういうケースがあります。私がニューヨークにいた時、ある売れないモデルと会ったのですが、私にはなぜこの女性が売れないのかわかりませんでした。あるエージェンシーに紹介したところ、彼女はすぐにパリに送られ、幾つかの雑誌の仕事をしました。その雑誌を持ってニューヨークに帰ると爆発的に売れました。モデルもエージェンシーとの様々な関係があります。エージェンシーの努力の度合いにもよりますし、その時にエージェンシーが関係している人々にもよります。意外とエージェンシーを変えるとうまくいくケースもあります。

個性的な方で興味のある方は挑戦してみる価値はあります。

⭐️個性的というのは男女どちらも指します。身長のある方はファッションショーなどもできますし、プリント(写真)の方もできます。現在はネット環境があるので様々なアプローチがあると思います。可能性も昔よりはずっとあるような気がします。

学生をしながらでも入っていける世界でもあります。仕事をやっているとしてもエージェンシーに面接に行くぐらいの時間はあるでしょう。自分の可能性はどこに転がっているかわかりません。学歴や経験もまず関係ないでしょう。非現実的な世界なので見てみる価値はあると思います。

今回はここまでです。モデルに関してはまだまだ書きたいですね。

 

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