ビザ(査証)とは?海外に行くにはビザ取得がまず必要になります!

🌎ビザ(査証)とはなんだろう? まずは旅行に関して!

ビザはVISAとも書きますが、、間違ってもクレジットカードのVISAと混同しないように。 ジョークのような話ですが、一度も海外に行ったことがない人にとっては初めての言葉かもしれません。まぎらわしいですね。。

簡潔にいうと【入国許可証】とでも言いますか、、。パスポート(旅券)はあくまでも国籍や身分を証明するものに過ぎません。 日本はビザがなくても入国ができる、、という協定を結んでいる国が多いのでパスポートのみで入国できる国が多いのです。

ということは、協定を結んでいない国に入国する場合はビザが必要ということになります。事前に国に入る前に申請が必要な場合と、入国した場所で申請が可能な場合があります。

我々が知っている国は大体ビザなしで入国ができるのですが、国によっていろいろと条件が違ってくるのでその都度調べるべきです。ネットでも十分情報は出ていますが一番確実なのは行く国の大使館などに行くことです。その国のホームページでもいろいろ分かるはずです。なぜ直接調べるのがいいかというと、入国の条件は時々変わるということです。一番アップデートな情報はネットには載っていない可能性があります。

旅行も結局のところ自己責任で行くわけですから、自分の行く国のことは十分に自分で下調べをするべきです。 旅行会社に全てを任せるという団体旅行であれば何も自分ですることはないでしょうが、、、私は一度も旅行会社に依頼をしたことはありません。 宿泊所も移動手段もスケジュールも全て自分でやってきました。

本当の意味で醍醐味のある旅行をプロデュースしたいのであれば自分でやることをお勧めします。 現代のネット社会にあっては自分で旅行をプロデュースすることはそう難しいことではありません。また後日、自分で旅行をプロデュースする最適の方法をお伝えしたいと思います。

⭐ ここで勘違いしてはいけないのは、観光で入るビザは期限があるということです。3ヶ月や6ヶ月というのが一般的ですが、これも国によって違うので十分に下調べをするべきです。

🌎アメリカ、カナダ、オーストラリアなどに関してはビザとは別の手続きが必要!

✳ アメリカ 入国には ESTA(エスタ)【電子渡航認証】が必要!

アメリカ入国にはビザは不要ですが、ESTA(エスタ)という電子渡航認証の手続きが必要です。ESTAは取得から2年間は有効で料金は14ドルです。 単なる乗り継ぎであってもESTAは必要です。

90日以内の観光・ビジネスであればビザなしでアメリカに入国できます。滞在できるのは90日以内です。お間違いなく!

ということは、、、90日以内であれば出たり入ったりして長く滞在することができるということです。合法的に、、。ただ、勘違いしてはいけないのは、ちゃんとしたビザがなければアメリカで働くことも、長期に学校に入ることもできません。お金があって、ずっと旅行感覚で滞在するというのは可能でしょうが、一般的には観光ビザで長期滞在は無理でしょうね。 ただ、リタイヤした人たちがアメリカに家を確保して、90日ごとに出たり入ったりしているというのは現実的にある話です。アメリカから何の年金も収入も医療保険なども受けられないのは当然ですが、、。 いろいろと夢を実現しようと思うのであれば長期滞在のビザが必ず必要になります。

🔵 在日米国大使館・領事館のサイトはこちらです。ESTAの詳細が分かります。日本語です。

🔵 ESTA の申請公式サイトはこちらです。

✳ カナダ 入国には eTA (Electronic Travel Authrization) が必要!

2016年3月15日よりアメリカと同様に事前にこの eTA に申請をしなくてはならなくなりました。一度すれば5年間は有効。料金は7ドルです。

世の中がテロなどの驚異にされされているのが原因でしょうか。どの国も入国には厳しいハードルを設けてきたということでしょうか。以前はカナダ、アメリカの国民はパスポートなしでもお互いの国を訪問することさえ可能だったのです。

さて、カナダに関して言えば、観光・ビジネスであれば6ヶ月までビザなしで滞在することができます。これは結構大きな点ですね。気候の温暖なバンクーバー近郊のヴィクトリアなどには日本からもたくさんのリタイアした人たちがいるとのこと。暑い夏をカナダで過ごし、寒い冬には日本やアメリカにいく、、なんて夢のような生活を送っている人たちも多いと聞きます。6ヶ月国を出なくてもいいというのはいいですね。

🔵 カナダ政府のサイトはこちらです。もちろん日本語でも表示されますし eTA の申請もここからできます。申請は英語かフランス語ですが、そう難しい英語ではありません。

✳ オーストラリア 入国にはETAS(イータス)という電子入国許可システムが必要です。

オーストラリアの場合はビザなしでの滞在は3ヶ月までです。申請の料金は一定していないというのが実情です。これはオーストラリの政府が民間のETAS登録代行業者の手数料について料金の設定を行っていないことによります。オーストラリア政府のホームページからだと20ドル、代行業者だと6ドルぐらいからあります。有効期限は1年です。

代行業者が安いからといって、少しのお金の違いで不安を買うのはいかがなものでしょうか。私はいつも政府のホームページからやっています。

🔵 在日オーストラリア大使館のホームページはこちらです。

🔵 ETASの申請はこちらです。ちなみに ETAS と ETA は同じものです。

🌎ビザ(査証)は海外にいる限り無視することはできません!

海外に滞在する者にとって、ビザの問題は永遠につきまとってきます。 その国の国籍や永住権を持っていない限り自由に何でもするというのはできないということです。この感覚はずっと日本に住んできた人にとっては理解のしにくい話だと思います。基本的にそこで住んだり、生きていく権利がないということですから。

ただ、世の中はうまくできているもので、その国にずっと住みたいと思えば何とかなる、、というケースを多々見てきています。もちろん黙ってそうなるわけではありません。私が知っている限りですが、ずっとその国にいたいと思っている人で、日本に帰らなくてはならなくなった人は私の近辺ではあまりいないのが実情です。

それぞれ皆違った過去を持っているのですが、それなりに悩み、解決策を模索し、実行し、目的を達成しているということを知っておいてください。

海外で生きていくということはそういうことです! いろいろな問題が次から次へと降りかかってきます。それに立ち向かっていく勇気と行動力が必要になってきます。

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