⭐️世界に出て行く上で意外と気にされていないのが水ではないかと思います。日本で蛇口からの水が飲めないなんて誰も考えたこともないと思います。日本人がミネラルウオーターを買い始めたのもそう昔のことではありません。
私は世界8カ国ほどに住んできましたが、私の住んだ国ではそれほど水道水は問題にはなりませんでした。実際に住んでみた観点から実情をお伝えしたいと思います。
アメリカの水事情
私はアメリカに長年住みましたが、水道水で困ったことはまずなかったと思います。私がアメリカで住んだのは主にニューヨークとロスですが、普通に飲んでいましたね。正直なところ、ミネラルウオーターをアメリカで買ったことは一度もないでしょう。特に必要ということはないと思います。
ニューヨーク市の水はとてもきれいです。水の中にはフッ素も入っていると言われていました。よって自然に歯が丈夫になり、虫歯になりにくいと、、。
ただ、私の場合は水分が欲しい時オレンジジュースなどを好んで飲んでいたので、蛇口の水をガブガブ飲んだ記憶はあまりありません。ジュース類も日本にはないような安さと大きさで売っています。コーヒーなどはよく飲みましたが当然沸騰させていますので問題はなかったでしょう。
ニューヨークで蛇口からの水が問題になるとしたら、古いアパートなどだと屋上のタンクに一旦水を貯めるため、そのタンクに問題があると当然蛇口からの水も汚くなるわけです。
ニューヨークにはかなり古い水槽タンクがあり、ネズミの死骸があることもあるなんて噂を聞いたこともあります。
最近はそういうことからも、以前よりはミネラルウオーターが使われていると聞きました。世界的なミネラルウオーターのブームの影響もあると思います。
カナダの水事情
カナダも水道の水に関してはまず問題はないと思います。子供達も平気で飲んでいますし、特に気にしたこともないと思います。
カナダは大自然の国ですし、水道が飲めないとすると大問題でしょうね。日常生活の中でミネラルウオーターを買うこともまずないと思います。料理や飲料用など全く問題ないと思います。
ただ、アメリカなどの場合と同じで水槽タンクが気になる方は飲料用にミネラルウオーターを購入してもいいのではないでしょうか。
ただし、郊外にキャンプに行ったり、ドライブをしたりする時はいろいろなミネラルウオーターを買っていました。
イギリスの水事情
基本的には問題ないと思います。私たち家族は普通に飲んだりしていました。ただ、ご存知のようにヨーロッパの水は硬水です。人によってはお腹を壊すという話も確かに聞きます。
私はそういうことにもならなかったので平気で飲んでいました。ミネラルウオーターは確かにいいとは思いますが、値段も結構しますし、重いので毎日準備するのは結構大変です。
結論として、イギリスに住むことになる方もそれほど水道水に関しては気にすることはないのでは、、と思います。
フランス・イタリア・ベルギーの水事情
私が水道水を初めて意識し始めたのはフランスのパリに住んだ時でした。私が見た限りでは飲み水はまずミネラルウオーターではないでしょうか。国民の生活習慣の中にミネラルウオーターは完全に入り込んでいるという感じです。
ミネラルウオーターを日常的に買い始めたのもパリに住んでからです。パリのアパートはどれもとても古く、配管もかなり古い感じがします。もちろん硬水です。神経質な方なら蛇口からの水はちょっと厳しいかもしれません。私も毎日中サイズのボトルを買っていました。
イタリアも同じような感じです。みんなミネラルウオーターを買っています。ただ、少量でしたら私はあまり気にせず蛇口からの水を飲んでいました。それほど気にすることもないと思います。
イタリアなどはミネラルウオーターよりも安いワインなどもあるので、毎日何本となると、決して安い買い物ではありません。でもイタリアの夏はかなり暑いのでミネラルウオーターの小さなボトルはいつも持っていましたね。
ベルギーはフランスとほとんど同じ感じでした。お国柄も似ているのですが、ミネラルウオーターは結構普及しています。
オーストラリアの水事情
オーストラリアは国土も広く都市によって硬水、軟水の区別があるようです。私が住んでいたシドニーは特に硬水というわけでもなかったと思います。水道水は結構普通に飲めましたし、それほど気にもなりませんでした。
ただ昨今のミネラルウオーターのブームとでもいうのでしょうか、いろいろなブランドが売っているので小さなボトルはほとんど毎日買っていました。どちらかというと乾燥している土地柄ですから、小さなボトルがいつもカバンの中にあるのはいいものです。