お金に余裕のある人、家族などが助けてくれる人は、私が推薦した国々に移住できる確率はかなり高いと思います。
今回は平凡な普通の人間に焦点を当ててリアルな可能性を探ってみましょう。
20代後半・貯金50万円・英語中級
このような人間が3年でどこまで行けるか?
ポイントは3つ!
この前提条件はかなり厳しいですが、20代後半・貯金50万円・英語中級という現実とはこういうことなのです。
3つのポイントとはこうなります。
◯ 最初の資金をどう乗り切るか 貯金50万円というのはかなり厳しいですが、やるしかありません。
◯ どの国を選ぶか ここが一番重要ですね。やり直しはできません。
◯ 途中で職種を変える覚悟 なんとか策を講じなければ成功できないわけですから、チャレンジを楽しむ覚悟が必要でしょう。
成功率が最大の国
結論から言うと、可能性が一番あるのはオーストラリアになるでしょう。
理由はというと、
◼️ ワーホリで入れる ◼️ 最低賃金が高い(生活しながら貯金が可能)
◼️ 3年滞在できる ◼️ 途中でビザ変更できる
の4つの要素があげられます。前回でカナダが一番と書きましたが、今回の前提条件ではオーストラリアに若干の優位性があると思います。私はカナダに拠点があるので、カナダの事情には精通しています。カナダは意外と高学歴の人間を好みます。留学という手段が取れないとしたら、ハードルはかなり厳しいでしょう。もちろん、日本で移住に強い特殊技能を取得していれば別ですが。
3年間のリアルなプランを考えましょう
0〜3ヶ月 日本でやるべきこと
◯ 出発準備に取り掛かります。忙しい3ヶ月になります
やるべきことはこの3つです
◼️ ワーホリ申請 年によって受け入れてくれる人数など色々変わるので注意が必要です
◼️ 英語のレベルを少しでも上げなくてはなりません。自分は英語は苦手などと言う暇はありません。ワーホリで行ったとして、最初に探せる職種はサービス業が多いと思います。よって、仕事に使う会話や、雇い主などへの面接や挨拶に使う用語などを丸暗記することが重要です。行けばみんなで仕事の取り合いになります。自動的に仕事は見つかりません。
◼️所持金を50万 からできるだけ増やすことが必要です。円が記録的に安いことを考えて下さい。行けば即座に宿泊費・交通費・食費など全て自分で払わなくてはなりません。
ないならないでやるしかないのですが、この程度の所持金ではもってもせいぜい1〜2ヶ月だと思います。その間に仕事を見つけなければ終わりということです。よって、このことは超重要です。
日本にいる時から事前に調べる必要があります。今のご時世、インターネットのおかげで日本からでもかなりの情報が手に入ります。日本からコンタクトを取ることもできます。メールを出したり、電話だってそうお金がかかるわけではありません。日本にいる時からある程度職探しはできます。
自分が学歴もない・お金もない・英語もまあまあということを自覚しているのであれば、余計なことは考えずにただただがむしゃらにやるのみです。ある意味、この3ヶ月で全てが決まるように私には思えます。
現地の日本人社会のための情報誌などもあります。検索すれば出てきます。そういうものを徹底的に調べることが重要です。求人欄には雇い主が日本人であったり、現地の人の場合があります。現地の人の場合はみんな一度は日本人を雇った人たちが多いです。彼らは日本人は勤勉で信用できると思っているからこそそういう情報誌に求人を出しているわけです。
何回も言っていますが、これは生存競争です。みんないい人間を求めています。誰でも仕事にありつけるわけではありません。毎年約30%の人が3ヶ月も仕事が見つからず、生活に困窮し早期に日本に帰る羽目になるとも聞いています。
全ては「自己責任」です。自分の人生を築きたいのであればただただやるのみです。日本での事前調査はとてもとても重要です。
1年目(生存フェーズ)
現地での1年目はまさに生存すために全ての力を注ぎます。なんとしても生き残ります。
生き残るためにすべきことはまず仕事です。こんな仕事は自分には適さないとか、そういうことは言わないように・・・考えて下さい、自分には財力も英語力、学歴もないということを・・
向こうで見つかる仕事は、サービス業(レストラン・ホテルなど)や農場・工場・清掃・介護などになると思います。どんな仕事であれ楽しんで夢のために頑張る気持ちが重要です。
週給1000~1500AUDが目安でしょう。今のレートでは日本円にすると1ヶ月でかなりの金額になります。ただ、現地に住んでいるのでそれは関係ありません。物価はそれなりに高いので余裕はないでしょう。そんな中でも、お金を貯めることが必要です。
やるべきこと
やるべきことは、次の3つです。まず、◼️実践で英語力を上げるということです。そして、◼️生活基盤を安定させること、そして、できるだけ◼️貯金をするということです。
これらは全て指定労働で2年目のビザを取得するためのものです。指定労働とはオーストラリア政府が定めた特定の仕事のことです。詳細は検索すれば全て出てきます。
2年目(分岐フェーズ)
2年目が人生の分かれ道です。ずっと同じ単純労働ではダメです。職種を変えましょう。指定労働に沿った仕事でなくてはなりません。
狙う仕事としては、Cook(調理)・Aged care(介護)・Child care・Construction系がいいでしょう。とにかくよく調べてみることです。自分の興味があることに合致しているか、長く続けられるか、とにかく永住に繋がる職種に寄せていくことがMUSTです。
この時点においては雇用主との関係作りがとても重要です。積極的に会話をし、自分の夢を確実に伝え、いい関係を築くことが大切です。就労ビザ申請にはスポンサーが必要です。
私もそうでしたが、誰かの助けがなくては永住権を勝ち取ることはできません。自分がちゃんとしていれば、彼らは必ず助けてくれます。
3年目(勝負フェーズ)
ここで2パターンに分かれます。
◯ パターン①(成功ルート)
スポンサー企業をゲットして就労ビザ(482など)を申請します。うまく行けば数年後に永住を勝ち取るでしょう。
私がアメリカで永住権を取った時もスポンサー企業の助けがなければ無理だったでしょう。スポンサーになってくれる企業は必ず必要です。新天地に来て数年の行いがここで報われます。
◯ パターン②(現実ルート)
スキル不足と判断され、スポンサー企業がない場合は州立の職業専門学校であるTAFEなどに行くことを考えます。そこを卒業し、就労し、もう一度永住に挑戦します。
こういう時のことを考えて、お金を少しでも貯めておく必要があるのは当然のことです。授業料は1年間で10000~18000ドルです。
成功率
20代後半・貯金50万円・英語中級という当初の条件はかなり厳しいのは当然です。最終的に永住できる人間は20~30%ぐらいでしょう。ただ、私の実体験から言えることは、強い志があれば必ず打開策は見つかります。不可能はありません。
男女差(かなりリアル)
結論から言うと、制度的にほぼ差はないと言えます。ただ、現実問題として、男女では仕事の内容がかなり変わってきます。
人それぞれということです。みんな違うストーリーになるということです。他人がうまくいった方法が自分に当てはまるということはないというこです。
男性は建設や肉体労働で稼ぎやすいですが、永住職に繋がりにくい傾向にあります。
女性は介護やチャイルドケアなどに行きやすく永住ルートには有利な傾向があります。
一番重要な真実
このタイプの人間が成功するかどうかは、突き詰めると自分で人生を作りなおせるかどうかにかかっています。そして、どれほど強い意志を持っているかどうかです。
どの国に行っても、みんな人間です。そこには各自ドラマがあり、人との交流があります。どういう人生になるかは全て自分の采配にかかっていることを覚えて下さい。
若い人に伝えるべき核心
このケースで伝えるべきことは、最初は「負けポジション」でいいということです。でも、3年で「勝てるポジション」に移れということです。何度も言いますが、必ず道はあります。その道を得られるかどうかは全て自分の行動にかかっているということを忘れないでください。
夢は諦めるのは簡単ですが、必ずどこかに方法があることを頭のどこかに入れておいて下さい。


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