🍁日本人を避ける必要はない！
海外に来たからといって日本人を避ける必要は全くないと思います。もう日本を捨てた身だから、日本人とはつとめて会わない、、、というような人がいますが、それは少し違うような気がします。
私たちはどこに行っても日本人であることに変わりはありません。今までも日本人ですし、これからも日本人であり続けるわけです。適度な関係を持って、利用できるところは利用することが賢明だと思います。
単身で移住をしたとすると、様々なところで日本人に遭遇すると思います。統計では15000人ほども住んでいるので結構な数ですね。様々なところで必ず会うので自然に任せていればいいでしょう。友人としてやっていける人であれば時々会うもよし、でも毎日べったりというのはやめたほうがいいでしょうが。
🍁トロント補習授業校！
単身で移住を決行した方には子供の教育の心配をする必要もないと思いますが、そのうちに現地の方と結婚することは十分に考えられることですね。子供ができた時、やっぱり日本語は喋れるようにしたいと思いませんか？ 日本人の血が入っているわけですから、日本人としてのアイデンティティとしても重要ですし、何より大きくなった時に両方バイリンガルというのは一生役に立つこと間違いありません。
永住をするからと、日本語をないがしろにする家庭もあるのですが、私には理解できませんね。日本語は決して簡単というわけではありません。育つ過程で教えていかないと、日本語はすぐに忘れてしまうでしょう。
日本語を知ってることは必ずメリットになる！
⭐私は二人の娘をトロント補習授業校に行かせました。正直言って、この学校に子供を行かせるのは子供にとっても、自分にとっても結構大変な労力でした。毎週土曜に9:30から15:00まであるのですが、子供達は平日現地の学校に行っているわけですから行きたくないのは十分に理解できます。
日本の文部科学省から二人の先生が送られています。彼らは校長先生や教頭先生として存在し、各授業は大体現地で採用した在住の日本人の方がやっています。幼稚園から高校まで590人ほどでしょうか。結構なクラス数です。現地の高校を借りてやっています。
日本の企業の方はトロント郊外の方に住んでいる方もたくさんいるので、何台というスクールバスで数時間かけてやってくるわけです。個人でドライブしてお父さんやお母さんが送り迎えをし、３時まで街中で買い物などをして時間を潰すという方もいます。校舎の中にも控え室もありました。
⭐この補習校は結構ちゃんとした補習校です。ほとんどの生徒は数年後には日本に帰る企業関係の方が多いので、帰った時に不自由のないように、すべての科目を日本の教科書に沿ってやっていきます。よってかなりレベルは高いと言えます。宿題もちゃんと出ます。運動会など普通に日本の学校がやっている行事も大体行います。
子供達は現地の学校に平日行っているわけですから、金曜の晩や土曜には友達の家に行ったりというのがよくあるのですが、補習校のために金曜の夜には宿題をし、土曜も夜でない限り友達と会うわけには行きません。これは結構大変なストレスです。
⭐現地のカナダ人と結婚したり、永住を決断した人たちの中にはこの補習校に行くのをあきらめる方もたくさんいます。ここはすべての教科の授業をやるので大変なのですが、日本語のみを教えるような補習校もあるのでそちらを選択する方もいます。でもそういう学校では両方バイリンガルというのは難しいでしょうね。
⭐私の上の娘は中学卒業まで、下のは小学校を卒業するまで通いました。でもそのおかげで、向こうに住んでいるにもかかわらず、ほとんど日本人と変わらない語学力だと思います。現地の学校も、中学や高校になってくると結構忙しくなってくるので私たちの家族はそろそろ潮時かな、、、という判断で終わりにしたわけです。
行かなくてもいいと言った時、子供達が大いに喜んだのは言うまでもありません。これで思う存分金曜の夜も友達たちと遊べるということですからね。
でも大変でも、ある程度レベルの高いこの補習校に行かせた価値はあったと思います。
🍁様々な日本人との出会いが！
いろんな過去を持った方がいらっしゃるので、結構いい出会いもあると思います。企業関係者の方で数年で帰る方、ずっと永住を決め込んだ方、国際結婚をした方などなど、、。面白い方も結構いるので、面白い出会いがあることもあります。結構長期にわたってお付き合いをするような方とめぐり逢うこともありますよ。
