カナダ移住 のデメリット|カナダに移住するとどんな問題に会うの?

🍁カナダに移住するとどんなデメリットが待ち受けているのか?

⚡外国に行けば分かりますが、日本は素晴らしい国です。移住を奨励しているのに、こういうことを言うというのはおかしいと思われるかもしれませんが、それが現実です。社会システム、治安、サービス、医療制度、など全てにおいて日本は世界のトップレベルだと思います。

その全てを捨て去って、海外で荒波に揉まれて生きていくというのには、相当の自覚と夢と実行力がなければできないでしょう。あなたの夢はそれに見合っているでしょうか? じっくり将来を考えることはとても重要だと思います。

⭐カナダは冬が寒いとか、日本と時差があるとか、、日本食が手に入りにくい、日本語が通じない、とかいろいろ言う方がいますが、そういうことは実にマイナーな問題だと思います。違う国に移住するということは違う文化の中で生活することを意味します。そういうマイナーなことが気になるのであれば、日本にいればいいだけのことですし、デメリットとして取り上げること自体ナンセンスだと私は思います。

現地の文化にいかにして順応していくか、という姿勢がなければ移住などできるはずもないと思います。日本の生活をそのまま持ち込んで、カナダで生きていこうと思うのであれば、移住の精神に反していると思います。違う国ですから、いろいろ違うのは当たり前のことなのです。

デメリットをデメリットと感ずることなく、できるだけ理解をし、自分に取り込んで行く精神が必要です。

1️⃣医療制度

私が一番に、そして唯一取り上げたいのがこれですね。これはカナダのメリットとしても書いたものなのですが、私が考えるに、、最大のデメリットとしても君臨していると思います。他のデメリットに感じる事柄はこの医療制度に比べれば取るに足らない事柄だと思いまし克服できるものです。

州によって条件は変わってきますが、トロントのあるオンタリオ州の場合、OHIP(オンタリオ医療保険制度)の対象者になるには国籍や永住権、労働ビザなどを所有し、オンタリオ州に1年の153日居住していることが条件となります。いくらカナダ人でも居住していないのであれば OHIPの対象者にはなれません。ちゃんと住んでいることが条件です。留学生やワーキングホリデーなどの人たちはOHIPに加入することはできません。

メリットのところでも述べましたが、病院に行っても原則お金は払う必要がありません。大きな手術をしてもまず払わないでしょう。ただ薬などには払わなくてはなりませんし、その他、歯科や適用されない事柄がいくつかあります。

主要な部分でお金がかからないというのは確かに革命的ですし、アメリカなどと比べるとその差は歴然です。しかしながら、落とし穴があるのです。

💊とにかく専門医にかかるのが難しい、、、。

これが私がデメリットナンバーワンに上げた理由です。

日本では医者に行くとしたら、最初から専門医に行くと思います。耳がおかしいのなら耳鼻咽喉科、足の関節がおかしいのなら整形外科といった感じです。でもカナダでは最初から専門医に行くというのは一般的ではありません。日本だったら次の日に医者に行って一件落着といった感じなのですが、カナダではそうはいきません。

でも、アメリカやカナダではそれが一般的なのです。カナダではまず何でも屋の医者に見てもらいます。ファミリードクターのようにいつも見てもらっている医者の場合もあります。その医者が専門医が必要と判断すると、やっと専門医の予約を取るというプロセスになります。これがくせ者なんです。専門医に会うのに数週間から、ひどいのになると1年以上というのもあります。笑い話ではありません。事実なんです。何か持病を持っているような人は結構大変だと思います。

🏥笑い話のような実話を1つ。

ある時、いわゆる四十肩になったのですが、しばらくは我慢していました。日本だったらすぐに整形外科に行って、注射をしてもらい、電気治療やマッサージなどもしてもらうところなのですが。こちらでは我慢することしかできません。処方箋なしで買える薬を買ってくるのが自分のできる限界です。

痛みが耐えられないレベルに達してきたので、ファミリードクターのところに行く羽目となりました。もちろんこのファミリードクターに会うためにも予約が必要です。1〜2週間はかかったでしょうか。やっと会えて、専門医の予約という段階になったのですが、整形外科の先生に会うのに3ヶ月と言われました。耐えられないような痛みがあるのに3ヶ月です。痛みはますます悪化していったのですが、なんとか痛み止めを飲みながら3ヶ月を経過しました。

3ヶ月も待って、やっと整形外科の先生にあったのですが、レントゲンを撮るでもなく、じっくり検証するでもなく、、、、「やっぱり注射は必要なようだね」と言いました。この3ヶ月、、、待ちに待った注射です。「ではすぐにしてください!」と言うと、信じられない言葉が帰ってきました。

「注射をするにはまた予約を取らないといけない!」一体何を言ってるのか分かりませんでした。3ヶ月も待って、わざわざ大きな病院に来ているのに、なぜここですぐに注射してくれないのか、、、、こんなに痛いのに、、、私には信じられませんでした。

結局のところ、注射をしてもらうのにまた予約を取り、もう一度3ヶ月待たされるという羽目になったのです。注射一本してもらうのに6ヶ月半ほどかかりました。信じられますか? 日本では考えられないですね。病状は悪化する中、ずっとただ耐えるしかないわけですから。

それに加えて、注射の薬も買って持ってくるようにと言われました。病院にないんですか?と言いたくなりますね。

これは私に降りかかった信じられないような出来事ですが、全て実話です。カナダでは専門医にかかるのはとにかく大変です。我慢できずに治療のために母国に帰ったという話はよく聞きました。

海外に行ったことのない方は分からないと思うのですが、予約もなしに、すぐに専門医に行けるというのはとても特殊なことなのです。その意味では日本の医療制度はとてもいいと思います。

2️⃣ その他のデメリット

考えられるカナダ移住のその他のデメリットを列挙します。ただ、これらは異国に移住するということを考えれれば、当然起こりうる、そして予期できる問題ばかりです。異国に移って問題がないわけがありません。それらの問題を問題と考えるか、チャレンジと考えるかは皆さん次第だと思います。そういうものだと受け止めることができるのであれば、それらはデメリットにはならないかもしれませんね。

▼冬が寒く長い

▼子供を一人にできない

▼仕事を見つけるのが大変

▼親と離れて親不孝をする

▼ネイティブになれない言語、劣等感

▼老後への不安

▼長くいればいるほど日本への帰国が難しくなる

▼紫外線が強く感じる

▼日本食が手に入りづらい

▼日本との時差

 

カナダをぜひ見に行ってみましょう!

⭐️ネットの画面だけで全てを判断するのは難しいと思います。これだけ世界が小さくなってきた現代社会。海外に行ってみるのは決して難しいことではありません。興味のある国に一度行ってみるべきだと思います。
何がメリットで、何がデメリットなのかは行ってみるのが一番だと思います。 もちろん短期間の滞在で分かる範囲は限定的ですが、かなりのことは分かると思います。 肌で感じることが一番ですね。

今のご時世、カナダに安く行く方法は多々あると思います。探すのも難しくはありません。むしろこれが楽しい時間なのです。

私も留学に先駆けてアメリカを横断しました。私が行った時などはまだ全てアナログの時代なので、行ってみて現地で安いホテル探し、、なんてこともザラでした。それでもニューヨークからロスまで行けたわけです。いつでも好きな時にネットで探せる現代でやれないことはないと思います。

ここに幾つか便利なサイトをご紹介したいと思います。

ホテル探し

Booking.Com

⭐️海外でのホテル探しに関しては Booking.com だけでいいのではないでしょうか。海外での予定を事前に全て計画して旅行することはまず無理だと思います。バックパッカーレベルの旅行であればなおさらです。 もう少しこの辺りを見たいとか、ここも行ってみたいというところが必ずあるはずです。そういう時にこのサイトだけ見ていればまず大丈夫です。海外でいくつものサイトを見るのも大変です。できれば1つで完結できればそれが最良ですね。Booking.comはアメリカのかなり小さな町でも情報が載っています。旅行の最大のパートナーとなるでしょう。

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航空券探し

⭐️最近は便利なサイトが幾つかできています。どれも特徴があるので、その特徴を生かして検索していただけるといいのが見つかると思います。 ニューヨークまででも信じられないくらい安い切符もありますよ!

エアトリ

このサイトは結構よくできていると思います。ホテルの情報もかなり充実しています。ホテルの情報だけならBooking.comの方がいいと思いますが、負けないぐらいの充実ぶりです。アメリカの小さな町を検索してみればよくわかります。 このサイトのいいところは、航空券も一緒に探せるということです。面倒臭いと思えばこのサイトだけ見ていれば目的は達成できるかもしれません。便利ですね。オススメのサイトです!

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airtown

格安航空券を探すには最適のサイトかもしれないですね。海外の格安航空券を24時間・365日オンラインで空席照会と予約ができるサイトです。 海外発・日本行きや、海外発・海外行きのチケットが取れます。非常にめずらしいですね。 とても便利だと思います!

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